酒蔵最前線 日本酒、米づくりから始める

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822818029

作品紹介・あらすじ

酒蔵が自ら米を作る時代がきている。米の旨みを目いっぱい引き出す日本酒造りをめざす酒蔵が徐々に増えてきた。まさに酒蔵の未来を指し示す羅針盤ではないか!
 本書では米作りから酒造りを始めた先駆的な酒蔵6蔵の取組を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 日本酒は米と水からできている。その醸造技術はとても複雑で、どの酒蔵も理想とする酒質に近づける努力を惜しまない。ここで取り上げられるのは、醸造技術と同じもしくはそれ以上に米作りに力を入れている酒蔵である。いいお酒はいいお米を手に入れるところから始まる。地元で自らの手で田んぼを耕し、あるいは地元の農家と手を組んでお米を作り、その田んぼの水と同じお水でお酒を仕込む。このワインでは当たり前の作り方は日本酒の世界ではまだまだ少数派。その努力と情熱がよく分かる。

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著者プロフィール

元金沢大学大学院教授
特定非営利活動法人 NPO研修・情報センター代表理事
コミレスサポートセンター全国代表・酒蔵環境研究会代表幹事
京都市生まれ。神戸大学文学部哲学科(社会学専攻)卒業。大阪大学大学院工学研究科博士課程後期修了。
1998年から「食」を核にしたコミュニティ支援を目的とするNPOの社会的起業モデルである「コミュニティ・レストラン」プロジェクトを立ち上げ、「コミュニティ・レストラン」のコンセプトを普及、コミレスを開設できる人材養成に取り組んでいる。

「2019年 『広がる食卓 コミュニティ・レストラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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