1968年には何があったのか―東大闘争私史

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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826504010

作品紹介・あらすじ

一九六八年六月一七日(月)。東大医学部の学生たちによる「医師法改正」反対闘争に端を発した東大闘争は、この日はじめて大学構内に機動隊が導入された。東大全共闘が結成(七月五日)され、運動の高揚と共に新・旧左翼諸党派が入り乱れるなかで、主人公Kはサルトルの実存主議哲学や科学革命の研究をとおして徐々に共全闘に惹かれていく…。全共闘運動の高揚から衰退への過程を、事実をもとに跡づけた東大闘争私史。

著者プロフィール

1946年長野県長野市に生まれる。1970年東京大学理学部卒業。1975年同大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。富士ゼロックス株式会社勤務。同社において技術部員、材料技術研究所主任研究員、総合研究所研究推進部長、基礎研究所長、総合研究所主席研究員、等を務める。技術者としての専攻は電子写真材料。著書に『現代科学を背景として哲人たちに学ぶ』(ボイジャー・プレス、2019)、『アインシュタインの物理学革命』(日本評論社、2018)、『ひとりで学べる一般相対性理論』(講談社、2015)、『原論文で学ぶ アインシュタインの相対性理論』(ちくま学芸文庫、2012)、『生命論』(批評社、2007)、『エクセルギーの基礎』(オーム社、2005)、『1968年には何があったのか』(批評社、2004)、『理論の創造と創造の理論』(朝倉書店、1995)他。また、桂愛景(けい よしかげ)のペンネームで『戯曲 アインシュタインの秘密』(サイエンスハウス、1982)他の著書がある。

「2021年 『科学・技術倫理とその方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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