相模原事件はなぜ起きたのか: 保安処分としての措置入院 (メンタルヘルス・ライブラリー 39)
- 批評社 (2018年6月30日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784826506830
作品紹介・あらすじ
相模原事件は、知的障害者福祉施設で元・施設職員が入所中の障害者19名を殺害した事件です。同職員が事件4ヵ月前に精神科病院に措置入院していた事実が明らかとなり、この制度のあり方に人々の関心が集まってしまいました。しかし、措置入院は心の健康のための制度であり、犯罪を防止するための制度ではありません。相模原の悲劇を二度と起こさないために、
1.地域社会の安全を確保するための警察
2.精神障害者の人権を擁護するための裁判所
3.精神障害者の心の健康に奉仕する精神科医
これら三者が共同するあらたな刑事政策が必要です。
本書は、事件の背景を概観し、来るべき制度について考察しました。
感想・レビュー・書評
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