本書は、『万葉集』に現れる字余りの現象について、その性格と意味とを明らかにすることを試みたものである。
一九四〇年 千葉県に生まれる 一九六三年 東京大学文学部国語国文学科卒業 一九六七年 東京大学大学院博士課程中退 現在 聖心女子大学名誉教授 主な著書 『古代日本語文法の成立の研究』(有精堂出版) 『古代日本文体史論考』(有精堂出版) 『古事記の表記と訓読』(有精堂出版) 『古事記注解2 上巻その一』『古事記注解4 上巻その三』(笠間書院・神野志隆光氏と共著) 『新編日本古典文学全集 古事記』(小学館・神野志隆光氏と共著) 『古事記の表現と解釈』(風間書房) 『万葉集字余りの研究』(塙書房) 『古代日本語史論究』(風間書房) 「2017年 『論集上代文学 第三十八冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」