平家物語の虚構と真実 下 (はなわ新書62)

著者 :
  • 塙書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827340624

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  • [ 内容 ]
    平家滅亡八百年、ロマンのヴェールを剥ぎとる。
    上巻に引続いて、時代そのものである主人公・宗盛、熊谷直実、重衡、義経、頼朝、建礼門院の六名を配列し、『物語』の真実と虚構を追求する。

    [ 目次 ]
    7 平宗盛―情愛こまやかで無能な善人
    8 熊谷直実―体制や制約を否定した不屈の武士
    9 平重衡―華麗なる武将
    10 源義経―俊敏な野性の英雄
    11 源頼朝―権力悪にみいられた男
    12 建礼門院―平家を弔う最後の女性

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    [ 参考となる書評 ]

  • 「平家物語」の登場人物評?
    当時の資料などを踏まえて「平家」との人物像のギャップやどういう役割を演じているのかなど面白く語られています。
    源義経や平知盛はモチロンのこと平宗盛や熊谷直実といった人物まで書かれています。

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著者プロフィール

1931年生まれ。1953年京都大学文学部史学科卒。京都大学・龍谷大学・皇學館大学教授を経て、現在、京都大学名誉教授、文学博士。著書に『北条泰時』(吉川弘文館)、『源平の盛衰』(『講談社学術文庫』)、『日本中世政治史研究』(塙書房)、『平家物語の虚構と事実』(塙書房)、『源義経』(『平凡社ライブラリー』)、『人車記』(思文閣出版)、『兵範記』(思文閣出版)、『鎌倉時代政治史研究』(吉川弘文館)、『鎌倉時代―その光と影』(吉川弘文館)、『日本中世国家史論考』(塙書房)、『日本史の快楽』(『角川ソフィア文庫」)、『源平争乱と平家物語』(角川選書)、『壇ノ浦合戦と女人たち』(赤間神宮)、『戦中・戦後三高小史』(三高自昭会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2012年 『赤松俊秀著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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