- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828413563
感想・レビュー・書評
-
他の澤上さんの書籍と基本的に同じ。
共感した箇所
P131より
われわれ投資家の目線が「儲けりゃいい、儲けた後は野となれ山となれ」といった低いものだと、できあがる経済も社会も低いものになっていくんです。
(中略)
逆に、われわれがより高みを求めて目線の高い投資をしていけばいくほど、その方向でガンバっている企業への社会的関心が高まります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
投資信託による長期投資を勧める本。
著者の考えは長年ブレていない。
次の文章は良かった。
『投資の勉強をするなら、モーパッサンやバルザックも読んで、人間の勉強をしておけと言いたいですね。売るのも買うのも、人間の欲や利得計算心理のなせる技です。
…(途中略称)…
ですから景気の変動は、人間の欲が膨れ上がったりしぼんだりの生き様を織りなした変幻時間の模様なんです。人間の掴みどころのない欲に対して、いくら経済の勉強をしてもしょうがないんです。だから人間の勉強をしっかりやっておくことのほうが、よほど大切なんです。』
(p.155〜156)
あと著者が地方を活性化させるた各地で「おらが町の投信」グループを作るボランティアをしていることに頭が下がった。
著者は単に儲けることに対しては興味がなく、日本のことを考えている。 -
インデックス積立で景気の循環を待ち続けるよりも、手数料が高くても長期思考の優秀なアクティブファンドかファンドオブファンズを買い続ける方がいいという考え方もある。
-
『ノブレスオブリージ』という言葉を知った本。
『高貴なるものの社会的責任』
この言葉を知り、自分たちの行動がどうなるか考えさせられる一冊。 -
|第1章 格好いいお金持ちになりたくありませんか
|第2章 お金づくりは、あせらず、のんびりと
|第3章 長期投資は、リズムと感性がたいせつ
|第4章 自分でも、少しずつためしてみよう
|第5章 これからは、ファンド・オブ・ファンズが活躍する
|第6章 地方経済を元気にするファンド・オブ・ファンズ
長期的に、投資信託で運用すると良いよ、とう話ですね。
毎月、定期的に引き落とされるようにしておくと、資産が増える。
さわかみさんって、説明がうまいですよね。
読むと、ついついお金を振り込みたくなっちゃう。
(^^;