澤上篤人のあなたのための投信集中講義

著者 :
  • ビジネス社
3.50
  • (2)
  • (2)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828413563

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 他の澤上さんの書籍と基本的に同じ。

    共感した箇所
    P131より
    われわれ投資家の目線が「儲けりゃいい、儲けた後は野となれ山となれ」といった低いものだと、できあがる経済も社会も低いものになっていくんです。
    (中略)
    逆に、われわれがより高みを求めて目線の高い投資をしていけばいくほど、その方向でガンバっている企業への社会的関心が高まります。

  • 投資信託による長期投資を勧める本。
    著者の考えは長年ブレていない。

    次の文章は良かった。
    『投資の勉強をするなら、モーパッサンやバルザックも読んで、人間の勉強をしておけと言いたいですね。売るのも買うのも、人間の欲や利得計算心理のなせる技です。
    …(途中略称)…
    ですから景気の変動は、人間の欲が膨れ上がったりしぼんだりの生き様を織りなした変幻時間の模様なんです。人間の掴みどころのない欲に対して、いくら経済の勉強をしてもしょうがないんです。だから人間の勉強をしっかりやっておくことのほうが、よほど大切なんです。』
    (p.155〜156)

    あと著者が地方を活性化させるた各地で「おらが町の投信」グループを作るボランティアをしていることに頭が下がった。
    著者は単に儲けることに対しては興味がなく、日本のことを考えている。

  • インデックス積立で景気の循環を待ち続けるよりも、手数料が高くても長期思考の優秀なアクティブファンドかファンドオブファンズを買い続ける方がいいという考え方もある。

  • 『ノブレスオブリージ』という言葉を知った本。

    『高貴なるものの社会的責任』
    この言葉を知り、自分たちの行動がどうなるか考えさせられる一冊。

  • |第1章 格好いいお金持ちになりたくありませんか
    |第2章 お金づくりは、あせらず、のんびりと
    |第3章 長期投資は、リズムと感性がたいせつ
    |第4章 自分でも、少しずつためしてみよう
    |第5章 これからは、ファンド・オブ・ファンズが活躍する
    |第6章 地方経済を元気にするファンド・オブ・ファンズ

    長期的に、投資信託で運用すると良いよ、とう話ですね。
    毎月、定期的に引き落とされるようにしておくと、資産が増える。

    さわかみさんって、説明がうまいですよね。
    読むと、ついついお金を振り込みたくなっちゃう。
    (^^;

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。『10年先を読む長期投資』(朝日新書)『金融の本領』(中央経済社)、『本物の株価上昇の波が来たぞ!』(日経BP社)『2020年に大差がつく長期投資』(産経新聞出版)『大暴落!その時、どう資産を守り、育てるか』『インフレ不可避の世界』『暴落相場とインフレ 本番はこれからだ』(いずれも明日香出版社)など著書多数。

「2023年 『本物の長期投資でいこう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤上篤人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×