薬で治るというウソ

著者 :
  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828417967

作品紹介・あらすじ

薬価(薬の値段)が高いのにはカラクリがある!現役の院長が明かす病院と製薬会社の不都合な真実!!

感想・レビュー・書評

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  • この本を読むといかに医師の多くが思考停止状態で製薬会社のいいなりの医療をしているかわかります。
    風邪に効く薬はないのに、抗生剤をすぐに処方する医師が多いこと。
    高血圧に対して安くて効果が高い古い薬よりも、高価な新薬を使用していること。
    糖尿病でも、効果がはっきりした古い薬よりも新しく販売された薬を好んで使用する傾向があること。
    すべて製薬会社の売り込みに医師が翻弄された結果です。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-12091361514.html

  • 決して医療否定のトンデモ本ではありません。
    エビデンスをじっくりと紐解いていくと、「薬で治る」という言葉が、本当の意味で理解できてきます。
    願わくば、論文の出典を明記してもらえるとよかった。

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著者プロフィール

1961年、愛知県に生まれる。自治医科大学卒業。愛知県作手村国民健康保険診療所に12年間勤務。へき地医療や研修医教育を中心に活動し、2011年6月に西国分寺でクリニックを開業。地域家庭医療に従事し、20年以上にわたりEBM(エビデンスに基づく医療)を実践する。著書に『EBM実践ワークブック—よりよい治療をめざして』(南江堂)、『気負わず毎日使えるEBM超実践法』(金原出版)、『「健康第一」は間違っている』(筑摩選書)、『65歳からは検診・薬をやめるに限る』(さくら舎)など。

「2021年 『いずれくる死にそなえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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