自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828419817

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    気功について一番ボリューム多く書かれています。

    今までの「気功」のイメージが本書を読むことで少し変わりました。

    今までは、気功に対して「変なもの」というイメージしかありませんでしたが、よくよく考えたら【気】ってものすごく身近な存在でした。

    【気】のつく言葉、

    気をつかう、空気を読む、やる気が出る、気が合う、気が滅入る、気疲れする、元気になる、勇気をもらう、、、、などなど

    気は日常に溢れていました。

    変性意識状態に入るトレーニング、とても興味深かったのでやってみようと思います。

  • 催眠術、気功、古武術。これらには共通することがある。それが変性意識とそれを生じさせる身体性。本書は機能脳科学の専門家がこれら3つの古くからある術を現代の科学で読み解く。そんな内容である。
    また、催眠は全て自己催眠。他者からかけられるものではない。俗に催眠術と言われるものは自己催眠を引き起こす手法にすぎないとのこと。
    世の中には他者には真似できない著しい成果を出す人がいる。本書からわかるのはそういう人々は、変性意識、身体性の両方を使っている。そういうことである。
    問題はこれらは書物から学べない。達人から直接学ぶしかない。そういった類のものである。
    本書には達人の手記が掲載されている。読んでみると内容はオカルトだ。何かタネがある手品。仕込みがないとあり得ない、そんな事例が語られる。
    しかし書かれた内容はウソだとしてしまって良いのか。それは否だろう。
    幸福学で有名な前野隆司教授の受動意識仮設がある。実は無意識が行動を決定している。その後でその決定を受動的に合理的な内容で意識している。意識的な考え手行動をしている訳ではない、
    つまるところ意識する前に身体は動いている。逆に身体を刺激すれば決定自体が覆る。それを意図的に起こすのが催眠術、気功、古武術なのだろう。
    何らかの卓越した能力を発揮したい。そういう人は達人から自己催眠を学ぶ。これが近道なのかもしれない。

  • 自分のリミッターをはずす 苫米地英人 ビジネス社

    一番の読みどころは17ページからの
    なぜ変性意識状態を自ら操る必要があるのか?だ

    この世の理不尽な民主という洗脳と奴隷制度から
    自分を解放するために
    自分をコントロールできることが大事なのだという

    これは誰もが持つ能力だとも言う
    催眠・気功・古武道に通じている技術が
    内部情報の書き換えで
    自分の本質との出合いを促し
    宇宙とつながる気の存在を知ることで
    自分らしく生きられるという
    苫米地理論が展開されている

    この流をを薄っすらと知るだけでも
    読む価値があると思う

  • 催眠・気功・古武術と興味のあるものばかり集めたうれしい本です。

    書かれている内容は今までの著者の本と変わらないので目新しい部分はありません。

    ただ催眠・気功・古武術という分野の説明としては非常にわかりやすく納得できる内容です。

    面白かったです。

  • 催眠と気功の関係について、『あると思えばあるしないと思えばない』という部分が面白かった。

    ラポールとは同じ情報空間、臨場感を共に感じること。
    施術者もクライアントと同じトランスに入る事で良いセッションは生まれる。

  • 変性意識の理論がわかりやすく解説されていた

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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