- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828421162
感想・レビュー・書評
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数学ができる人はロジカルに考えることができる。数字を入れながらディスカッションすると説得力が上がる。言葉の定義を明確にして議論しなければならない。「経済効果」というのが売上ベースなのか利益ベースなのか確定しなければ,議論にならない。ニュースの裏を知る必要がある。4年前の本だと社会情勢が大きく変わっていた。時代の変化の速さを実感した。
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自我写真がくどい。
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文系バカが大嫌いな高橋先生。
だがしかし、理系的な発想、特に確率や統計についてのセンスは、絶対に必要だと私も思う。
一項目2ページくらいでバッサリ切るので、軽く読める。
他の先生の本を読んでいたら、あえて読むこともない。 -
高橋 洋一先生著
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●財政破綻するかしないかは、保険料を見れば確率が逆算できる。そもそも確率を計算できなければ、保険料の計算ができないからだ。
●MMTの理論は今のところ数式モデルが無いので雑な印象しかない。
●トランプと安倍首相の関係。アメリカ人は基本的にゴルフは好きな人としかやらない。戦後日本の首相でアメリカ大統領とゴルフをしたのは、岸信介氏の1回だけ。
●韓国。外為法による制裁を!ターゲットを金に絞れば、ダメージは相手のみ!
●イギリスのブレグジットの過ち。自国の通貨を発行する権利を持ちながら、自由貿易の恩恵も受けられたのに。
●最低賃金の上昇率は、5.5から前年の失業率を差し引いた数値程度が妥当なところである。これ以上上げてしまうと失業率がまた増えてしまう。
●失業率を減らすのはすごく重要で、自殺だけでなく犯罪など社会不安も減る。
●米中の貿易戦争。中国からしてみれば、アメリカからの輸入品は関税分が高くなっても買わねばならず、アメリカへの輸出品は関税分を自ら負担しないと売れない。
●リーダーになる人物にとって重要なのは統治能力であり、前職や政治家経験の有無ではない。
●テレビ局の電波利用料が安すぎる。通常5億円程度、NHKは多くても20億程度である。受信料が8000億あるのにもかかわらずだ。
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後半は、筆者のあまり得意な分野ではないようで説得力がないが、数字で考える重要性は理解できた。