ドードーを知っていますか 第2版

  • ベネッセコーポレーション
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本棚登録 : 20
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (14ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828817453

感想・レビュー・書評

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  • 食用、害鳥、鳥類コレクション、羽、角、生殖地伐採、家畜のため、、、、いろいろな人間の都合で絶滅してしまった生き物達の絵本図鑑

  • 人間ってダメだなぁ、と思いつつ、僕はじゃあこれからどうしようかと考え、そして実行したいとおもいつつ何年経っちゃったか・・・。(この本を買ってから。)
    いい本だと思います、はい。

  • カフェ本。

    どこかで聞いた名前だと思ったらプロヴァンスの本を書いた人でした。
    ドードー以外にも知らないまま絶滅してしまった動物がたくさん。

  • 今の私の本棚に残っている数少ない絵本の1冊です。ドードーをはじめとした、今は滅んでしまった動物たち14種を紹介しています。最初は、タイトルのとおりドードーから。このずんぐりとした、七面鳥のようなハトの仲間の鳥は人間を恐れなかったため、あっという間に当時の船乗りの食料として食べつくされてしまいました。だから、この鳥の全体像がわかるような標本は残っていないんだそうです。羽根の色さえわかりません。オオウミガラスも衝撃的な滅びかたをします。もともと数が減っていたところ、生息地が海底火山の爆発で四散(これはどうにもならないけれど)!50羽ほどが生き残ったのですが、2羽を残して、残りは標本のためにすべて撃ち殺されてしまったとか。そんなの、意味ないじゃん!アメリカ大陸のリョコウバトも、数十億羽いたといわれたものが、あっという間に滅んでしまいます。もう、なんだかなぁ…。生物の盛衰は、ある面では進化論・生態学的にやむを得ない面があるのは否定しません。ですが、この本に出てくる動物たちはみな、人間の配慮のなさで歴史から消えていっています。読んでいて、そこにしゅんとしてしまいます。文章の量は多くないので、子どもさんが自分で読んでも(漢字がちょっと多いけど大丈夫)、読み聞かせてもオッケーです。細密画のような美しい挿絵が夢のように美しい配色で描かれているため、よけいにやりきれなくなってしまいます(なぜに画像データがないのかな:泣)。私の持っているのは1982年出版のものですが、見開きに連続プリントされた、ドードーのイラストがとてもかわいい!環境問題とか大層なことはいいませんが、人間は簡単に他の生き物の存在をつぶしていける力を持っているものなんだ、ということを思い知らされる本です。

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著者プロフィール

イギリス出身の作家。広告会社を経て文筆業に。1980年代、南仏プロヴァンスに移住し、そこでの暮らしを描いた一連の著作が大ベストセラーに。子供向けのユーモラスな性教育の絵本も多く遺した。

「2020年 『なにがはじまるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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