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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828822334
感想・レビュー・書評
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わたしの目に映っているものは、わたしの脳みそで決まるのですね。どこまでが現実か分からない、境界もあやふやになっている感じがすごくわたし好みでした。現実と妄想の境界すら壮大な妄想かもしれんのよね。たまらんね。
唐十郎はすごく好きかもしれない。この人の作品もっと読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
唐十郎作品を初めて読んだ。
無脳児の死体(主人公には語りかけてくれる)をフランケンシュタインの娘のごとくつやつやさせたくて右往左往する男の話。
男が諦めず前に進み続けるエネルギッシュな人物だから色んな人に迷惑をかける。
主人公と蜉蝣先生とのやりとり、最後のシバとオナンとのやりとりの辺りが面白かった。 -
唐十郎という人の本を初めて読んだ。あまり今まで読んだことのないテイストだったので興味深い。割と難解というかさらっとは理解しづらい…雰囲気で読んだ。意味を求めてはいかんのかもしれん。ただ雰囲気はなんか退廃的で結構すきかも。
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