クレーン,タイコたたきの夢 (福武文庫 Jチ 202)

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828831930

感想・レビュー・書評

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  • 今は徳間書店から出ているですが
    https://booklog.jp/users/nyancomaru/archives/1/4198646635

    持っているのは、この文庫本のみ

    以下にこの本について、書かれているのでリンクしておく。。。
    児童文学書評
    『子どもの国の太鼓たたき』(上野瞭/すばる書房/1976.08)あとがき
    www.hico.jp/ronnbunn/uenoryou/kodomono/atogaki.htm

  • この人を知ってる気がして、不安なのに、穏やかで、最後までうっとりと読んでしまった。

    クレーンにほれこんで、どうかしてるオトコ!
    ローレライの口笛をふき、友だちが来ても、むすめたちに誘われても、けっしてクレーンから降りなかった…

    銀色のライオンが、素敵だった。
    不思議、夢みたいなおはなし。

  • クレーン
    クレーンに執着しなにがあっても降りてこない男。その何にも流されないその執着はすざましい。

    タイコたたきの夢
    もっといい暮しを望みタイコをたたきながらすすんでいく一群。その欲望のすごさ、その思いの伝染の怖さを感じる作品。

  • これは
    深い寓話って感じだと思う。

    何を受け取るかは人それぞれだろうけど。

    挿絵が本業だけあって挿絵と本文が等価であり、挿絵もユニークで
    素敵。

    手元に置き、何年かごとに読み返していきたい本。

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著者プロフィール

1930年ポーランドに生まれ、ドイツに移ってミュンヘンの美術アカデミーで学ぶ。『熊とにんげん』『クレーン男』など、詩的な文章と繊細なイラストの作品で一世を風靡した。

「2018年 『タイコたたきの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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