BLACK BLOOD BROTHERS S 4: ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (富士見ファンタジア文庫 あ 2-4-4)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.52
  • (12)
  • (8)
  • (42)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 199
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829119433

作品紹介・あらすじ

「何がいけなかったのかしら、ジローさん?確かにあたしは役立たずで、孤児だからニートにすらなれないわよ?でもね、一生懸命理想を持って働いてたの。扶養吸血鬼を抱えて路頭に迷わなくちゃいけないほど、悪いことしてないわっ」「ミ、ミミコさん、落ち着いて」「ねぇ、『貧すれば鈍す』って、人間究極的に追い込まれていくと、何も恐いものがなくなるって意味よね?」「それは用法が間違っています!」「…銀行強盗とかやってみようかなぁ」「あ、兄者〜。ミミちゃんが壊れたよぅ」カンパニーの調停員をクビになり、無職となった葛城ミミコ。頼りない吸血鬼兄弟を引き連れ進むべき、彼女の明日はどっちだ!?伝説のサクセス・ストーリー『クイーンM』編開幕!読めば君の人生に勇気が芽生える1冊…のハズ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4巻と5巻の間の話
    刊行順に読んでいるけど過去過ぎて状況が思い出せない
    題材は面白くなりそうだけどすべりかたに勢いがもう一つか
    特区のイメージが明確でないのがよろしくない

  • 評価:☆4

    今回はミミコがカンパニーをクビになって路頭を迷うことになったときのお話がメイン。

    貧相すぎる状態からクイーンMになって調子に乗るまで、色々おかしくてしょうがなかったww
    後ヒバリ家がカオス過ぎて笑ったw
    そんな中でミミコの今までの頑張りが認められてるっていう温かい話をちょくちょく入れてくる辺りがニクい。

    もう一つの話は第二次世界大戦、ナチスを舞台にしてジローアリスカーサケイン達のエピソード。
    やっぱカーサはもう一人の主人公って感じするよね。

    「世界に挑むことは、それほどの罪なのか?」
    「カーサ。月は、太陽の光を、ただ受けるだけなんだよ」

  • 短編集の連作・クイーン編。波乱万丈の展開がかなり楽しい。

  • これはいろんな意味で酷い(笑)

    本編とのギャップを楽しみましょう。

  • ミミコが可愛い。人間と吸血鬼のサーガをここまで書ききった作品は初めてかもしれない。

  • ミミコさんは強いよなあ…ここまで主人公以上に好きなヒロイン初めてだよ…

  • ミミコの転落人生。
    作者が楽しんで書いているなぁという印象。

  • まさかここまでの転落事件とは……本編とのギャップが激しくて面白かったです。

  • ミミコの波瀾万丈の人生な短編集。本編は超シリアスに突入だけど、こっちは読んでいてニヤニヤ出来る。

  • 07.07.19

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あざの耕平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×