火の国、風の国物語: 戦竜在野 (富士見ファンタジア文庫 し 1-1-1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.78
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本棚登録 : 227
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829119723

作品紹介・あらすじ

血しぶきが飛び散る。12歳の少年はその時、真の戦場にいた-。鼓動が高まり、足がすくむ。自分は無力だ-。だが、あの少女だけは護らなければ。未来につながる命だけは。そして、少年-アレスは決めた。護るために、ある契約を行おうと、謎の精霊と…。"森と麦穂の国"ベールセール王国に起こった争乱。それを平定するために、騎士として起つと決めたアレス。幼少の頃より剣の才を認められた彼には、ある秘密があった-。大きな歴史のうねりが重なり、壮大なる歴史絵巻の幕が開く。

感想・レビュー・書評

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  • 剣と魔法と精霊にお姫様と正に純粋なFT…。
    姫に忠節を尽くす騎士や農民一揆を起こす策士それに風の戦巫女。
    一大叙事詩的な面を見せてくれるんで今後どうなるのかが楽しみ…。
    現在は8巻まで出ています。
    「よろしいのですか?私を止めるのにたった一万でよろしいのかと、そう申し上げているのです。」最初は20人だったのに気付けば一万に…最新刊ではアレスの力に…ある変化が…

  • 3/10.
    中々ハマらなかった。

  • 自分の想定していた内容とは異なったが面白かった。
    戦記物であるが戦記要素は2巻以降と何処かで読んだけど、確かにその通りだったな。
    1巻は戦争が始まるまでの長いプロローグだったな。そのおかげで主人公とその周辺人物について、主人公が所属している国家の状況がどうなっているのかがよく分かり、次が楽しみだ。
    [more]
    主人公は幼い頃に強力な力を身につけた割には真っ直ぐな性格になったものだ。力を手に入れた時の王女との契約が未だに有効であるということかな?
    王女は主人公の事をかなり気にかけているようだけど、身分違いだよね。
    最大の謎は力を貸す代わりに契約した精霊かな?助言で主人公を導くつもりみたいだけど、大量の地を流すのが目的みたいだ。黄昏の主というのも気になる。

  • 力が欲しいかと聞かれた時、己がもう戦えなくなり
    守るべきものが背後にあった場合、どうしますか?

    主人公が膝を折る、主たる王女は…我儘で
    けれど王女たる者。
    ものすごく公私の切り替えが早く、私かと思ったら公。
    最初は私が長いので、そこに気が付くのはだいぶ後。
    単なる我儘な女の子、かと思ってました。

    周囲の貴族が腐敗しているのか、主人公の気質を
    際立たせるためなのか、善悪が分かりやすいです。
    最後の方に出てきていた彼は、彼女を聖女にしてますが
    このままこちらにくるのでしょうか?

  • お姫様がメインヒロインなのかな。わがままだけど、頭は良くて、美少女。そして主人公が好きだけど、ツンデレで素直になれず、主人公は鈍感で気づいていない、っていうとても王道な感じです。
    主人公もまっすぐで熱血系。あと最強。煽られると頭に血が上って、貧乏くじを引くところまでがテンプレ。
    面白かったけど、もっとひねくれた話が好きなんで、続きはあまり気にならない。

  • 主人公無双が好きな方にオススメ。
    アレス君の真っ直ぐな性格と突き抜けた強さっぷりがパないです。

  • 好きではないTuee物だったけど清々しく感じられたので良い
    チートの精霊も良い味を出していて楽しめた

  • シリーズ1巻目
     まずは背景説明ですね。
      中世風貴族社会と精霊の世界です。

     黒い精霊さんはドラえもんの様な感じ。

  • やばい。いろいろとツボにきました。なんだこの普通にカッコイイ主人公は(褒め言葉です)。
    というか、最近は現代モノばかり読んでましたがこういうファンタジーもちゃんと現存するんですね。なんというか魂を持っていかれた感じです。骨太ファンタジーに飢えていえるアナタにおすすめの一冊。

  • 知略が熱い

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著者プロフィール

第2回富士見ヤングミステリー大賞〈準入選作〉「タクティカル・ジャッジメント」でデビュー。代表作に「火の国、風の国物語」や「僕と彼女のゲーム戦争」(電撃文庫)などがある。

「2020年 『人生∞周目の精霊使い 無限の歴史で修行した元・凡人は世界を覆す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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