ナーガの冒険 スレイヤーズすぺしゃる(3) (富士見ファンタジア文庫)
- KADOKAWA(富士見書房) (1992年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829124642
作品紹介・あらすじ
"自覚はすれども反省はせずっ!"われらがヒロイン、リナ・インバースの旅は続く。悪党、怪物、魔族に妖魔、殴り、蹴倒し、なぎ倒し、快進撃は果てしなく-。だが、天才魔道士なるがゆえの苦労も多い。ある時は合成獣の材料にされかけ、またある時は命を狙われ…。そんなリナのかたわらに、時にはその行く手に、すっくと立と人影こそ-悪の魔道士ルックに身をかため、長い黒髪ふあさっと掻きあげ、辺りかまわぬ高笑い-そう、天下無敵のくされ縁、白蛇のナーガそのひとであった。人気超絶ユーモア・ファンタジー・シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
微妙に短編間に繋がりができ始めている。以前に登場した人物が登場している。
それにしても最後の短編には驚いたなナーガが10人増えるとは思わなかった。しかも、最終的に消滅するわけでもなく、野に解き放たれたがどうなるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ短編集第3巻。6つの短編を収めています。
第1話は、リナとナーガがヒドラ退治を引き受ける話。第2話は、2人がミハエルという吟遊詩人の依頼を受けて、彼の竪琴を狙う襲撃者を追い払う話。けっきょく、襲撃者はミハエルの借金の方に竪琴を取り上げようとしていたことが明らかになります。
第4話は、刀剣マニアのちょっとあぶない女剣士レミーさんの依頼を受けて、彼女の父の敵討ちを手伝う話。第5話は、「スレイヤーズすぺしゃる」第1巻で登場したミーナのいとこで、魔法使い見習いをしているクレアのレポートの手伝いを引き受けて、ヴァンパイアの住む城を訪れる話。
第3話と第6話は、合成獣(キメラ)を作り出す実験をしているディオルじーさんに、リナが狙われる話。ディオルはリナをキメラにしようと画策し、かつてリナに倒された盗賊団の首領ビスタと結託します。ディオルは、リナを生け捕りにするために10人のナーガのクローンを作り出します。10人の高笑いに気を失ってピンチに陥るリナですが、本物のナーガがクローンたちをその「人徳」で従えて、ディオルとビスタに反撃に打って出ます。
10人のナーガたちは、この後どうなったんでしょうか。 -
スレイヤーズのすぺしゃるシリーズ。
ナーガはすぺしゃるにしか出てないのに、映画に出てくる人気っぷりがすごい。
すぺしゃるのどの話も笑えてさくっと読めるところがお気に入り。 -
スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。
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リナの最強のライヴァルから「金魚のうんち」になってしまったナーガが(笑)
1番最初のドラゴンの話が面白あったな(笑)
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