死者は弁明せず (富士見ファンタジア文庫 21-32 ソード・ワールド短編集)
- KADOKAWA(富士見書房) (1997年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829127537
作品紹介・あらすじ
ロマールにある魔術師ギルド。その研究室で幹部の一人が変死体で発見された。胴と首が鋭利な刃物で切断されており、切り放された頭部は部屋の隅のごみ箱に放置。そして死体のそばには血塗れになった一体の女神像が横たわっていた。殺人かそれとも魔法の研究中に起こった事故なのか?皮肉屋の衛視ジェイシーは美貌の女魔術師ミシェールとコンビを組んで事件の解決に挑むが…。山本弘がファンタジー世界を舞台に、本格推理に挑戦する意欲作『死者は弁明せず』ほか3編を収録。絶好調のシェアード・ユニバース・アンソロジー第12弾。
感想・レビュー・書評
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4つの短編集。
最後の一つ以外は、出てくるお店が共通点。
恋愛だったり、探し物をしてみたり
弱点(?)を克服してみたり。
そういう落ちだと思いました、の恋愛以外は
それでいいのか!? と突っ込んでみたり。
特に『楽園』という名前。
確かにそうやって、色々間違えていくものですけど…。
最後の話、まさかそんな現実が、でした。
というより、魔法を使ってミステリーは
まったくもって手段が想像できません。
やれる事が多くて、さっぱり、ですし。
ものすごく意外性はあって面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
収録作品
『空ときみとの間には』 著:北沢慶
『地の底に響く風の唄』 著:友野詳
『楽園の泉』 著:高井信
『死者は弁明せず』 著:山本弘 -
『空ときみとの間には』ガリンとクーンの対決(笑)まあ分かりやすいかな(笑)
『地の底に響く風の歌』オランの地下を支配する「下水道の王」意外に力が強い(笑)
『楽園の泉』音痴な吟遊詩人の冒険(笑)「麻痺の泉」って(笑)
『死者は弁明せず』魔術師ギルドで起きた殺人事件。本格推理ってことですが(--;)
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