勇者の聖戦 (富士見ファンタジア文庫 30-15 必殺お捜し人 6)
- KADOKAWA(富士見書房) (1998年5月1日発売)
本棚登録 : 59人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829128152
作品紹介・あらすじ
草木も眠る丑三つどきに、その客はやってきた。「囚われの姫君を捜してほしい-」非常識な依頼人は、古くさい剣士の格好をマントで包み込んだ、怪しげな老人だった。しかも、彼がウィルに渡した手がかりは、半欠けの石盤一枚だけ。いかにも胡散臭い依頼で半信半疑のウィルだったが、調べていくうちに、次々と思いがけない事件が起こる!ちょっとボケが入ったこの老人は何者なのか、本当に囚われの姫君はいるのだろうか!?捜し屋ウィルと幼なじみたちが巻き起こす大騒動。大人気のフワフワ・ファンタスティック・アドベンチャー第6弾。
感想・レビュー・書評
-
必殺お捜し人シリーズ第六巻はボケ老人(元勇者)のお世話と教会の秘密について。五巻に続いて頭のおかしな人のお世話でドタバタ劇かと思いきや、物語は予想外にシリアス展開。サマドのジラの再登場も驚きの姿だし、最後に明かされる教会の秘密も凄い。
物語終盤は鬱々とした雰囲気だが、最後の最後に大逆転の希望が降りてくる。ご都合主義と笑わば笑え。非常に読後感の良い終わり方で、このシリーズで一番お気に入りの話です。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示