SHADOW SKILL外典 1 (富士見ファンタジア文庫 57-3)

著者 : 富永浩史

• KADOKAWA(富士見書房) (1998年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

傭兵王国クルダで最強の宇名、シャドウ=スキルを持つエレ・ラグは小国アンブロジニーの酒場で酔っぱらっていた。大国に挾まれたアンブロジニーは軍事上の要で、周囲の大国から狙われていた。その緊張が高まり、いつ戦争となってもおかしくない状況のこの国に、傭兵であるエレたちは金を儲けるべくやって来た。だが、一向に戦争は始まらず、エレたちは暇を持て余し、宴会をしていたのだ。宴会で間を持たすのも限界に近づいたちょうどその時、酒場に一つの知らせが届けられた。エレは狂喜する。それが文字通り長く、苦しい闘いになるとも知らずに-。