魔法戦士リウイ 1 (富士見ファンタジア文庫 み 1-1-1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.07
  • (2)
  • (8)
  • (43)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 181
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829128459

作品紹介・あらすじ

英雄王リジャールが納める"剣の王国"オーファン。その国で新たな物語が始まろうとしていた。「神の啓示がありました。不本意ですが、あなたは私が仕えるべき勇者です」そう声をかけられたのは、魔術師の見習いを卒業したばかりの青年リウイ。声をかけたのは、三人の女性冒険者。盗賊のミレル、戦士のジーニ、そして戦の神の神官メリッサだった。突然降ってわいた「冒険者」へのお誘い。それは、有り余る体力と己の内にたぎる正体不明の感情に、日々モンモンとしていたリウイにとって、願ってもないチャンスであった。こうして始まった冒険者としての生活。それは同時に、地獄の試練の始まりでもあった。水野良が描くフォーセリア・ワールド、待望の新シリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は前に感想を書いた「剣の国の魔法戦士」より以前、
    リウイと三人が出会った時の物語です。


    魔術師の杖で敵を攻撃してはならないそうです。

    TVゲームのRPGでは、よくMP節約の為に魔法使いにも攻撃させる…
    と言うより「魔法はボス戦でしか使わない」ということがよくあるのですが。

    RPGではいくら攻撃しても杖が折れたりすることはないですからね。

    たまーに折れるゲームありますが。


    私は貧乏性なので、ほとんどのゲームで、

    魔法使いもとりあえず攻撃、MPを使う時は回復する時ぐらい。
    アイテムは余程のことがないと使わない。

    そんなプレイをしています。

    ………

     ミレルが歓声を上げながら、乾し肉を掴み取った。
    懐に手を入れ、胸の脇に吊したダガーを抜き出すと、大きめに削って口に運ぶ。
    「喉に詰まらせるなよ」
     ジーニが呆れたように言う。
    「子供扱いしないでよね」
     口をもごもごさせながらも、ミレルはきっちり言い返した。
    「肉ばかり食べてると、身体に悪いといいますよ」
     メリッサは窘めるように言うと、果物を手に取って、小型の短剣で丁寧に皮を剥いた。
    そしていくつかを切り分け、木製の小皿の上に乗せる。
     ジーニが手を伸ばし、三切ればかりを乱暴に掴み取ると、口の中に放り込んだ。
     それを見たメリッサは微笑みを浮かべながら、次の果物の皮を剥きはじめる。

    ………

  • 10年ぶり位に読み直した。気軽に楽しめる。

  • 『魔術師ギルドの異端児』
    『閉ざされた扉の向こう』
    マイリーの神託をうけたメリッサのせいでパーティを組むことになったリウイ、メリッサ、ジーニ、ミレル。ゴブリンとの喧嘩。

    『折れた杖』
    『争いの森』
    前回の冒険(?)で折れてしまったリウイの杖。新しい杖を作りに森へ。森を守護するエルフに囚われた一行。エルフの村から脱出するために使ったアイテム。

    『それは愛ゆえに』
    ラムリアースからメリッサの婚約者コンラッド登場。メリッサの勇者であるリウイとの決闘。

    削除

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水野良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×