天高く、雲は流れ 6 (富士見ファンタジア文庫 32-25)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 106
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829128497

作品紹介・あらすじ

人間は地に、蛟はティンラン湖に。その聖域を侵すことなかれ-だが「水網都市」誕生における契約は破られ、怒れる蛟が豊かな水の街に禍いをもたらした。夜闇の中、水が人を喰らう…。そして、夕暮れと共に恐怖に震え出す水網都市に、ひとつの託宣が告げられた。"水害を鎮めたくば、ロスメスタを生け贄として捧げよ!"なぜサティス大王家の王女が生け贄として選ばれたのか?水害騒ぎにはやはり邪悪な少年、ライフォンが関わっているのだろうか。街を覆う不吉な噂の真相へと、フェイロンは挑んでいく!!そして、蛟伝説の謎と共に、藩王家の血に潜む陰謀と悲しい歴史もまた、明らかになろうとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • 水網都市編 完結

    シリーズ6


    育ちが良くて素直なだけだと思っていたアンクが、
    祖父を討つために闘いに赴く様は、
    凛々しくも物悲しい


    さらに、なかなかハードな生い立ちと、
    怒涛の転換


    蠍のシロちゃんの活躍も楽し

    ほのぼの多めの5巻から一転、
    読み応えあるなぁ

  • アンク、将来有望ですねぇ。親族の骨肉の争いを経験した彼が、どんな奥さんを貰うのか気になります。市井のふつーの一般人を連れてきそうな気もするし、政略結婚な気もする。政略でもきちんと努力して幸せになりそうですが。

    相変わらずフェイロンは良い父親ですね。
    アンクが胸の内を吐き出せたのもフェイロンだからだよなぁ。

  • アンクの凛々しさに感動。

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