天高く、雲は流れ 6 (富士見ファンタジア文庫 32-25)
- KADOKAWA(富士見書房) (1998年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829128497
作品紹介・あらすじ
人間は地に、蛟はティンラン湖に。その聖域を侵すことなかれ-だが「水網都市」誕生における契約は破られ、怒れる蛟が豊かな水の街に禍いをもたらした。夜闇の中、水が人を喰らう…。そして、夕暮れと共に恐怖に震え出す水網都市に、ひとつの託宣が告げられた。"水害を鎮めたくば、ロスメスタを生け贄として捧げよ!"なぜサティス大王家の王女が生け贄として選ばれたのか?水害騒ぎにはやはり邪悪な少年、ライフォンが関わっているのだろうか。街を覆う不吉な噂の真相へと、フェイロンは挑んでいく!!そして、蛟伝説の謎と共に、藩王家の血に潜む陰謀と悲しい歴史もまた、明らかになろうとしていた。
感想・レビュー・書評
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水網都市編 完結
シリーズ6
育ちが良くて素直なだけだと思っていたアンクが、
祖父を討つために闘いに赴く様は、
凛々しくも物悲しい
さらに、なかなかハードな生い立ちと、
怒涛の転換
蠍のシロちゃんの活躍も楽し
ほのぼの多めの5巻から一転、
読み応えあるなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アンク、将来有望ですねぇ。親族の骨肉の争いを経験した彼が、どんな奥さんを貰うのか気になります。市井のふつーの一般人を連れてきそうな気もするし、政略結婚な気もする。政略でもきちんと努力して幸せになりそうですが。
相変わらずフェイロンは良い父親ですね。
アンクが胸の内を吐き出せたのもフェイロンだからだよなぁ。 -
アンクの凛々しさに感動。