量産型はダテじゃない! 2 (富士見ファンタジア文庫 や 3-1-2)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 62
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829132579

作品紹介・あらすじ

「きぃぃいぃい!空気を読め-ッ!!」14歳の天才技術者ヘキサ・デュアルアンは、実験中にもかかわらず弁当なんぞを渡そうとする量産型で超オンボロUD・ナンブに巨大レンチを叩き込む。ここまでは、いつもの日常かと思われた-。そんな時、またも最新型戦闘用UD・シュナイダーに、前線付近の都市ツヴァイアンへの派遣命令が下る。ヘキサは、彼が本調子ではないと必死に説明するが、聞き入れてもらえない。ならば…。「今からツヴァイアンに行くでしょ!」キレたヘキサは、深夜研究施設を抜け出してしまう!!彼女を守ろうと、大荷物を背負ってナンブはついて行くが…。ヘタレロボ・ナンブ、再び大活躍か。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館から借りました

     SF。ギャグ。続編。

     最強のはずのシュナイダーは、今回も徹底的にぼろぼろに。
     そして、弱いナンブは今回も、根性で乗り切る。

     読めば読むほど、ステレオタイプというか、型どおりの登場人物たち。
     なんだかなー、と思ってしまう。
     シュナイダーが完膚無きまでに壊れるのが、唯一の破壊というかオリジナリティ??

     いろいろいろいろ、物語の作り方を考えてしまう作品だ。

     内容。
     人類の防御拠点のシールドに、問題発生。
     本調子でないシュナイダーはシールドが回復されるまで、防衛のかなめとして派遣されることになる。
     が。
     本調子でないので、あっさりとぶっ壊される。
     一方、ヘキサはシュナイダーに無理をさせないために、シールドの復帰を手伝いに向かう。
     そこでかつてのライバルと遭遇。
     敵の魔の手にあいながら、二人は友情の確認を、してるんだかしてないんだか。
     

     そんなこんなの物語。 

  • 文字通りの半壊状態で勝ってしまうあたりがスーパーロボット的ですね。シュナイダーもそろそろ活躍させてあげて欲しいところ。個人的に中佐も活躍させて欲しい(笑)

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著者プロフィール

●やなぎみとうき第19回ファンタジア長編小説大賞準入選「量産型はダテじゃない!」にてデビュー。代表作にTVアニメ化を果たした「対魔導学園35試験小隊」などがある。

「2022年 『ブロークン 落陽騎士は偽り姫に凱旋を捧ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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