鋼殻のレギオスX コンプレックス・デイズ (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-10)
- 富士見書房 (2008年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133293
作品紹介・あらすじ
甘い香りとともに、今年もまたツェルニにその日がやってきた。「ばかばかしい」。愛の告白の代わりにお菓子を贈るバンアレン・デイ。その宣伝ポスターの前でフェリは呟き、無表情のままため息をつく。どうせアレは、ツェルニ中に漂うこの甘ったるい空気に気付くこともなく、いつも通りの日をぽややんと過ごしているに違いないのだ。「…ばかばかしい」。フェリはもう一度、呟いた。同じ頃、ニーナはディックと名乗る、不思議な雰囲気を漂わせた青年と出会う。その出会いが、後にもたらす真の意味を知らぬままに-。バンアレン・デイを巡る3つの物語のほか、自律型移動都市誕生の謎にまつわる因縁を描いた、中編書き下ろしを収録。
感想・レビュー・書評
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短編。
バレンタインの話。
それでもディックや狼面衆、シャンテの話などもあるから先に読んだ方がいいというのも納得。
SF色の強いレジェンドとかの設定でてくるとこんがらがるなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そんなにおもしろくなかった。
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レギオスの世界にもチョコレート会社の陰謀があるのかとか、たしかバレンタインって現実の人物名じゃなかったかとか、時系列でみればディックは初登場? グレンダンが先だっけ? とか、色々考えたが、シャンテがマタタビを与えられた猫のように化しているのは、笑いを通り越して思わず和んでしまった。そのあと姿が大きく変わったのは予想外だったが・・・。
猫好きにはたまらないシチュエーションと描写だった。← -
短編集.バレンタイン・デー(という名前ではないが)をフェリ,レイフォン,ニーナ,の視点から描く.特に,後回しにされていた,ニーナとディックの話がようやく収録.
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アニメ化ライトノベルです。
アニメ第1話を見て原作に着手です(笑)
頂点まで上り詰めた主人公の挫折から、新たな人生を歩もうとする姿をえがいた学園物。
主人公の挫折が最初ちょっと伝わり難くて違和感があったけど話が進むにつれてじんわりと判ってきました。
周りが女の子ばかりってのは・・・作者の趣味でしょうか(^-^;
アニメのほうは最初意味不明(だから余計に原作に手を出しちゃったんだけど)原作読んで時系列がちょっと整理されました。
ていうか・・アニメストーリー欲張りすぎかも・・・。 -
バレンタインデーパロ・・・みたいな。短編集。
フェリとレイドンとディクセリオとシャンテが目立ちます。
子供の隊長が可愛い。
何か設定が深すぎてよくわかんなかったです。
「〜〜〜だから、こういうこと!」みたいな描写を読むたびに「なんでよ」と思ってしまったおばかさん。
ていうか出すのが遅すぎです。ディクセリオって誰だよーとずっと本編読んでて思いました。
巻末の怪談のほうが面白いってどういうこと。
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2008/09/20