RPG W(・∀・)RLD1 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-1)
- 富士見書房 (2009年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829134009
作品紹介・あらすじ
「え〜と、憧れてやまない剣と魔法のファンタジーワールドに、来ちゃってる!?いつの間にやら!すっげ!すっげッス!!!」普通の高校生、俺-ユーゴは気付くとプレイしていたゲームの世界に入り込んでいた。しかも、LVは最強クラス。知り合った村娘は超美人。もう元の世界になんかもどりたくな〜いくらいウハウハだった、ハズ-ハズですが。美人姉妹の依頼に鼻の下を伸ばして、調子にのってダンジョンクエスト。あれ、で、でもこの世界ってリセットボタンとか、復活の呪文とかってあるんでしたっけ!?「ふぅ、勇者ってのも、けっこう大変なんですけど…」俺たちのクエストの未来は-。
感想・レビュー・書評
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『ソードアートオンライン』が中高生男子向けなら
富士見ファンタジアは中小学生男子向けである
『FF8』『10』『13』みたいなもので
どちらも高大学生くらいで触りたくなくなる感わきわき
それはそれとして本作は4人の主人公の切り替えで
意外に丁寧にそういうお話を展開しているところが良い感じ
が小学生向けであることには違いない
こういう作品を書くひとは児童文学とか研究してみようとは思わないのだろうか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
RPGの世界に入り込んだら、どうしますか?
誰もが考える空想が現実になってしまった、な二人。
一人でなくてよかった、な状態ですが
面白いほど性格が違います。
視点が変わって、な1人称で話は進みますが
主人公Bの信頼されてなさっぷりが…w
確かに、あんな立て板に水のごとく喋るのは
お断りされるやも?w
彼視点になっても、どうだろう…感がぬぐえませんし。
どういう繋がりで友人になったのか、が
最後にちらっと分かります。
ついでに彼がどういう状態だったのかも分かります。
お約束の、無自覚主人公と、下心ありまくり主人公。
もちろん、命がなくなるかもね、な選択も。
親切にしていたら、それが当然になった時
こうなるものです。 -
ゲーム世界に実際に行ってみたい。あまりゲームをしないせいかそういう方向に空想を広げたことはありませんが、最近の人たちはそういう空想を広げるのが普通のようです。ゲームのグラフィックレベルの向上がゲーム世界にリアリティを伴わせるのでしょうか?
という、どうでもいいことを考えてしまいましたが、ゲーム世界への転生モノとして及第点に達していて楽しめました。
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ストーリーは王道だけど結構面白かったです。ただショウがウザいのが惜しいですね。ショウの台詞の大半が無駄な内容なのもウザいのに拍車がかかっています(笑)それと今回は二手に分かれたり手分けして探す場面が多かったのですが、いくら相棒とはいえ人間離れして強いユーゴとショウがいつも組んでいるのはいささか不自然でした。話の都合上そっちのが進めやすいのかもしれないけどもっとバランスを考えて常識的な配置にしてほしかったです。戦力が偏りすぎ。
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RPGのゲーム世界に入り込んでしまった二人の高校生の物語である。申し訳ないが、評価しかねる内容だった。
まず、一人称小説で細かに視点変更を行う形式が、著しく感情移入の邪魔になっている。俯瞰で見ねばならないほど複雑な物語でもないし、それぞれのキャラに関心が向く前に視点が変わるものだから、集中しきれない。せめて、一つの章をもう少し厚くすべきだと思う。
次に、文章の形式が好ましくない。「寝食を忘れて」なんて言い慣れない表現を会話で使う一方、内容は軽薄なものを狙っている。バランスが悪い印象である。
そして、ネタが古い。2009年の発刊であるが、二、三十年前のゲームをネタに用いることもしばしばである。高校生である彼らにプレイ経験がある設定にするのはかなり苦しい。
現代の中高生をターゲットにした小説だと思うのだけど、その意味でもネタの採用が不適格だろう。
そして何より、キャラ設定には驚かされた。ハイテンション系のキャラだなんて、ネット小説であってすらこきおろされる類なのだが……横領した彼女が一言も謝らずにパーティーに加わった展開も、悪い意味で度胆を抜かれた。
古いゲーマーを対象にして仕立てるならもう少し硬派な物語にすべきだと思うし、若年層が狙いならネタをもう少し吟味すべきだったと思う。その辺がちぐはぐである。
あと、友人ポジションの彼に割を食わせるのなら、視点を入れるべきではなかったかな。ハーレム展開にするなら、別の男性の視点は邪魔なだけである。
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ゲームの世界で勇者になる話。
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「え〜と、憧れてやまない剣と魔法のファンタジーワールドに、来ちゃってる!? いつの間にやら! すっげ! すっげッス!!!」
普通の高校生、俺ーーユーゴは気付くとプレイしていたゲームの世界に入り込んでいた。しかも、LVは最強クラス。知り合った村娘は超美人。もう元の世界になんかもどりたくな〜いくらいウハウハだった、ハズーーハズですが。美人姉妹の依頼に鼻の下を伸ばして、調子にのってダンジョンクエスト。あれ、で、でもこの世界ってリセットボタンとか、復活の呪文とかってあるんでしたっけ!?
「ふぅ、勇者ってのも、けっこう大変なんですけど……」
俺たちのクエストの未来は!? どたばたRPG、スイッチON!
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まさかの主人公が真面目野郎のせいで、折角のファンタジーなのに現実を見せつけられます。これ、ユーゴとショウの役どころ変えるべきじゃないか?
上のレビュー(?)も、多分ユーゴじゃなくてショウ視点。
憧れ展開だけあってうきうきするんですけど、どうしてもユーゴの現実的な考えがわたしをいらいらさせる…。
多分私も順応型だからだろうか。魔法って、いいよね!しかも高レベルだったら先ずは戦って試したくなる!あと多分、こういう展開ならもとの世界に戻った時に時間経過とかないはずだから。突然消えて何日か経ったあとに戻るとかではないと思うから!
ショウには頑張ってほしいですが、ユーゴがハーレムを築かんばかりの勢いなのでそこにもいらっ☆
なんだこのキリト(ソードアート・オンライン/川原礫/電撃文庫)との違いは…!
主人公に魅力を感じないのは致命的だよなぁ。
話は好きだけど主人公が嫌い。そんな訳で☆3つ! -
魔魚戦記で好きだった作者の本を店頭で見かけたのでつい手に。話の内容は結構よくありそうな雰囲気のお話。でも気軽に楽しめる内容。良くありそうだなぁと思っていた、ハーモナイザーエリオンは最後が壮大で面白かったので、次巻に期待かも
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ゲームの世界に入っちゃった!?なお話。
各章ごとに主観というか物語を語る人物が変わるっていうのはおもしろいと思った。