火の国、風の国物語12 傑士相求 (富士見ファンタジア文庫 し 1-1-12)
- 富士見書房 (2011年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829136270
作品紹介・あらすじ
「一部の人を切り捨てて実現する理想になど何の意味があるんだ!」自分に付いてきてくれる人だけが生き残ればいいというジェレイドに、アレスは憤る。「あなたには彼らの十年後を救うことが出来ないんですよ」目の前の人しか救うことが出来ないとアレスに、ジェレイドは現実を突きつける。人々を救い、争いのない日々を-目指すべき理想は同じ。されど交じり合うことのない二人の想い。葛藤するアレスの前に、ジェレイドが叛乱を起こすきっかけとなった少女が現れる。そして少女は、口にする。大陸の歴史そのものを変えかねない意見を。赤神と智神は今、ひとつの力となる!-。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
ミーアからの提案で反乱軍の指導者であるジェレイドと再開することとなったアレスはお互いの意見が咬み合わないことに気がつく。目の前の人々を助けようとするアレスと10年後の民を助けようとするジェレイド、2人は協力することができないのかと思われたが、叛乱具の少女ソフィアの何気ない一言が事態を大きく動かした。
「そしてアレスは王となった」という言葉がよく合うのではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジェレイドと手を結び、国王を宣言したアレス。次は最終巻らしいが、もっと大きな展開にもできそうな気がする。
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いよいよクライマックスに近づいてきた。肩の荷が下りてジェレイドがほっとしてるのはいいけど侵略を呼び込んだ罪はどうなる?アレス、やっと決意したか。最終巻が楽しみ。
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安心の王道と熱い展開で一気に読み終わった(´ー`)
次巻以降は戦略的な話は少なくなりそうだけど、その分アレスとジェレイドの大活躍が見られそうで楽しみ。
それにしてもジェレイドの
変わりっぷりに笑った。 -
よってたかって内堀まで埋められたアレスが少数突撃を敢行する巻。ジェレイド楽しそうだな!
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ついに来たかという展開。そして、アレスが無敵すぎる。そりゃジェレイドも笑うしかない。
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まさかの帯ネタばれ。別にいいけど。気持ちのいい俺TUEEEE感が完全復活でうれしい限り。次でラストとか惜しいと思えるくらい良い出来。
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2011/04/20
次でラストらしい。
そんなわけで、表紙が分割になってるね。