アリアンロッド・リプレイ・レジェンド(2) 貧乏姉妹の憂鬱 (富士見ドラゴンブック 23-19)

著者 : 丹藤武敏 F.E.A.R.

• 富士見書房 (2009年12月19日発売)

作品紹介・あらすじ

莫大な借金を返すため、番頭のドル、吟遊詩人のユーノスとともにモンスターコロシアムの試合に出場しお金を稼ぐことになった元セレブの双子フレアとセレネ。返済の期日が迫る中、姉妹が属するFリーグで賞金10万Gを賭けたサバイバルダンジョン大会が開催されることとなった。ひとつの島を丸々使った巨大なダンジョンを突破する過酷なレースに多数のギルドが挑む。はたして姉妹は勝ち残ることができるか。

感想・レビュー・書評

[bukuroguidkodamaさんの感想 · 2019年1月10日]

作中で指摘されている通り戦乱の時代にもかかわらずのんきな展開である
というか低レベルでもこれだけお金が稼げるというのは
錬金術で大型モニタで多元中継とか
どれだけなんでもありなんだという以上にどうなんだ
それなりに楽しく読めるのでまあ良いけれども

[malimoさんの感想 · 2010年5月14日]

10/03/19　読了。
借金返済に勤しむ姉妹らのお話であるアリアンロッド・レジェンドシリーズの２冊目。
今回も借金返すために掛け試合に出場して……なお話ではあるのですが
それがとある島でのサバイバルダンジョン大会だったり
引き抜きに合ったり、
元仲間だなんて因縁のある敵が相手だったりとちょこっと変化球。

第４話の天使たちの設定はいろんな意味で素敵過ぎてフイタ。

[Ｐ太さんの感想 · 2009年12月23日]

レジェンドシリーズ2巻。3話目と4話目を収録。

3話目はボードゲーム的な達成度＋進捗レースとTRPG的なイベントの合わせ技で他のチームとの競争を演出しています。ボードゲーム的な競争を組み合わせることでイベントの方でも次官というリソースの管理に知恵を絞るというなかなか凝ったシナリオになっています。
あと、丹藤さんならではの？　色物チームが個性があって面白い仕上がりになってます。

4話目はレジェンドデータの投入と言うのがシステム上のハイライト。シナリオ的にはお金にまつわるリソース管理にスポットを当ててる作りです。
しかし、セッションで一番目立っているのは敵役のチーム・セレスチャルフォースの色物……個性あふれるキャラクター性でしょうかw　ことあるごとに吹くんですけどw
彼を入れた5人組での過去話とか小説でやってほしいくらいです（笑）。
彼らの個性で見逃しそうですけど、序盤のボーナスチャンスマッチも凝った仕掛けだと思います。確かに人x人でやると盛り上がりそうです。