ダブルクロス　Ｔｈｅ　３ｒｄ　Ｅｄｉｔｉｏｎ　リプレイ・ジェネシス（４） 創世のメモリアル (富士見ドラゴンブック 30-14)

著者 : 伊藤和幸 Ｆ．Ｅ．Ａ．Ｒ．

• 富士見書房 (2010年7月17日発売)

作品紹介・あらすじ

とある事件に巻き込まれ、オーヴァードになってしまった少女・敷島あやめは仲間達と共に数々の事件を解決していくなかで究極のオーヴァード"アダム"を作り出そうとする、狂気の科学者"ドクター"からその素体として狙われることになった。六人の"子供たち"を率い迫る"ドクター"に立ち向かうあやめたち。そして、マスターレイス・カインがついに動き出す!三つ巴の戦い、交錯する策謀と謀略。絆と裏切りの物語の果て、新たな創世記が刻まれる!新鋭が贈る現代アクションRPGリプレイ、ついにクライマックス。

感想・レビュー・書評

[m-mutukiさんの感想 · 2011年7月2日]

　相変わらず神月先生がかっ飛ばしていらっしゃいます。最後は宇宙。宇宙ですわよ奥様。GMが正座して聞いてしまうのも納得です。
　４巻の主役は完全にコウです。コウがどのように過去の傷に決着をつけるか、という流れが見事に描かれています。クールなキャラクターはそこら辺の演出が難しい所ですが、矢野先生は見事に演じきっていますね。

[Ｐ太さんの感想 · 2010年7月17日]

DX3のルールブック発刊と同時に始まったリプレイシリーズもこれで完結です。
やっぱりドクターと先生が暴走気味ですが、そこはもうお約束のレベルでｗ
今回はやっぱりコウの背景設定とそれに決着をつける流れが見どころでしょうか。
個人的には瞳の一言でコウの意志が決定的になる辺りがいい感じにワクワク出来ました。