ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(3) 閃光のトライアンフ 下 (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2013年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829147160
作品紹介・あらすじ
蛮族の王・ヴォルクライアに対して叛旗をひるがえし、大戦役の発端をつくった石竜子・ラグアノフたち急進派蛮族の隠された目的-それは古代魔法文明時代にテラスティア大陸の東半分を支配した、不死王フレーデルの復活だった!強大すぎる敵を打ち倒すため、2つのパーティは遂に全員集合する!PC総勢10名(+1名)の、世界の命運を賭けたメガバトル。ロイとヘザーたちは、ラクシアの未来を救うことができるのか。聖戦士ロイの物語、ここに完結。
感想・レビュー・書評
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上巻から感想続く
大司教が世界の危機に立ち向かわない問題も難しい
世界設定に影響与えるほどの位置でかつ
PCでも著名重要NPCでもあるので不自然
に英雄となったPCの処遇問題が続き
これまでの作品だと人知れず旅立って
お助けNPC化が定番
けれど王子は設定的に合わずゆえ魅力あるキャラクタ
まただからこそ
常に一緒に旅してきた王女が
自身に自信持てなくなる最後は面白い
総じて主人公がRPGのゲームデータとしてはへっぽこなのに
とても主人公にふさわしい活躍をした良いリプレイだった
周りを囲む凸凹あるキャラクタたちも良かった
蛮族と世界の危機へのPC対処問題は今後に続くで良いのだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
十人越えのプレイヤーに空中要塞での戦いにと、最終巻に相応しい盛り上がり。キャンペーンでの成長を見せたフィオも魅力的ながら、ぶれないロイもまた魅力ある登場人物だ。対照的な二人の主人公と言っていいぐらい。
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最後の戦闘はなかなかにすごい規模だった。
プレイヤーではなくキャラクターの成長を表現出来ているあたりは、さすがだと思う。SW2.0は蛮族のキャラが作れるようになってから、単純にモンスターは悪ではなくって、だいぶ幅が拡がったと思う。今回のリプレイは、人族とバルバロスの共存の可能性を描いたという意味では、意義のあるシリーズになったと思う。