ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(3) 閃光のトライアンフ 下 (富士見ドラゴンブック)

  • 富士見書房
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本棚登録 : 41
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829147160

作品紹介・あらすじ

蛮族の王・ヴォルクライアに対して叛旗をひるがえし、大戦役の発端をつくった石竜子・ラグアノフたち急進派蛮族の隠された目的-それは古代魔法文明時代にテラスティア大陸の東半分を支配した、不死王フレーデルの復活だった!強大すぎる敵を打ち倒すため、2つのパーティは遂に全員集合する!PC総勢10名(+1名)の、世界の命運を賭けたメガバトル。ロイとヘザーたちは、ラクシアの未来を救うことができるのか。聖戦士ロイの物語、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 上巻から感想続く
    大司教が世界の危機に立ち向かわない問題も難しい
    世界設定に影響与えるほどの位置でかつ
    PCでも著名重要NPCでもあるので不自然
    に英雄となったPCの処遇問題が続き
    これまでの作品だと人知れず旅立って
    お助けNPC化が定番
    けれど王子は設定的に合わずゆえ魅力あるキャラクタ
    まただからこそ
    常に一緒に旅してきた王女が
    自身に自信持てなくなる最後は面白い
    総じて主人公がRPGのゲームデータとしてはへっぽこなのに
    とても主人公にふさわしい活躍をした良いリプレイだった
    周りを囲む凸凹あるキャラクタたちも良かった
    蛮族と世界の危機へのPC対処問題は今後に続くで良いのだろう

  • 十人越えのプレイヤーに空中要塞での戦いにと、最終巻に相応しい盛り上がり。キャンペーンでの成長を見せたフィオも魅力的ながら、ぶれないロイもまた魅力ある登場人物だ。対照的な二人の主人公と言っていいぐらい。

  • 最後の戦闘はなかなかにすごい規模だった。
    プレイヤーではなくキャラクターの成長を表現出来ているあたりは、さすがだと思う。SW2.0は蛮族のキャラが作れるようになってから、単純にモンスターは悪ではなくって、だいぶ幅が拡がったと思う。今回のリプレイは、人族とバルバロスの共存の可能性を描いたという意味では、意義のあるシリーズになったと思う。

  • 最終巻の下ということで、これでキャンペーンも終了です。
    敵側にもある程度の事情があって、一応の敵役が黒幕に憑依されるなどで今ひとつスッキリしないボス造形となっててそこはかとなく不満。最終回だし、口上の掛け合いでもっと熱いのが欲しかったなぁと思った。
    それでもラストの戦闘はさすがに手に汗握る感じではありました。みゆきちゃんのサジェストがなかったらどうなっていたんでしょうか。

    事が終わったあと、エピローグで各キャラの後日談をみんなでわいわい考えているのを読むのは楽しかったです。
    ヘザーたちがうまくそれまでの設定を活かしていた反面、ロイとフィオが身の振り方に迷ってあわあわしているのが、キャラクターの若さにも見えてちょっと微笑ましかった。
    ……ところで、新しい設定が生えてしまったあのキャラはどうなるんでしょうか。

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著者プロフィール

グループSNE所属の小説家・ゲームデザイナー。ソード・ワールド2.0のメインデザイナーとして活躍する。

「2020年 『ソード・ワールド2.5サプリメント モンストラスロア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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