食卓にビールを 2 (富士見ミステリー文庫 64-2)
- KADOKAWA(富士見書房) (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829162750
作品紹介・あらすじ
素敵な奥様の素敵なお楽しみといえば、通信販売!というわけで、旦那に黙って『手作り銀河の置物』を購入した我らがヒロイン。さっそく嬉々として銀河を作るも、その過程で暗黒物質をドバッと入れすぎて大失敗!なにやらクラゲのような生物を作ってしまいます。で、そのクラゲ(のような謎生物)の飼う飼わないを巡って旦那と大喧嘩!つい勢いでプチ家出をかましてしまいました〜。しかし、そこはカリスマ女子高生人妻のプチ家出。タダではすみません。さらわれた王女を救出し、島田さんの恋人を見つけだし、伝説のスネークマスターに会うことが、はたしてヒロインに出来るのか!?絶好調のヘンテコ"幻妻"SFコメディ第2弾。
感想・レビュー・書評
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ちょっとユルすぎかな
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収録作のひとつ、「食卓にビールを☆伝説のスネークマスター篇」は2005年の星雲賞候補作の1つであり、期待していた。
が、軽くて読みやすい文体に「おや、これはなかなかよろしいねえ」と思ったのもつかの間、どうにも平板なストーリー(?)に退屈し、たかが220ページ少々に挫折しかけた。
ま、軽いがゆえに投げ出して1週間放ったらかしにしたのちに、再起動して最後まで読み続けることが出来たともいえるが。
おやつにはいいかもしれないけれど、夕飯のおかずににはならないなあ。
無限に生み出され続けるビールに埋め尽くされる世界に、ちょっぴり憧れもしたけれどw -
1巻に続いて読みやすい...が、なんだかエッセイやブログを読んでる気分になってくる。
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前回に引き続き、またもや超常現象が普通におこるこの世界。
いやはや・・・いえぇーい -
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読むとビールが飲みたくなります(本当)。</font><br><br>
中身・感想については1巻のレビューも参照してください。<br>
1巻と同様にオムニバス形式ですが、この巻では中編が1本書き下ろされています。でも実質的には前編後編に分かれているような気もしますね。 -
女子高生で人妻の名無しヒロイン第2弾。あいかわらずのボケっぷりでまたしても笑える。今回は旦那のフルネームが出てきました(笑)ヒロインの名前はやはりなし。また続きが出たら読みたいな。
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これはこれで面白いんだけど、私は「いかづちの剣」とか「ヤクシー」とかそういう、この作者さんの書くシリアスなSFが好きなんで、もう一度そういう路線の長編を書いてほしいです……。でもああいうの、いまのライトノベル界じゃウケないのかなあ。(2004/10/18)