食卓にビールを 6 (富士見ミステリー文庫 64-8)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年7月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829163955
作品紹介・あらすじ
ヒロインが所属する文芸部の恒例行事、『双六大会』。コマに止まる度に札を引き、部員たちがそれぞれ札に書いてきた命令を実行しなければならないという闇鍋的な恐ろしい双六なのです!今年は何が起きてしまうのかしら…。部活のレクリエーションが宇宙を滅ぼす『魔』との対決になってしまったりと、女子高生の不思議パワー炸裂の『双六篇』をはじめ、ヒロインのへんてこりんな活躍を描く短編11本を収録。話題のまったり人妻SFコメディ、マイペースなまま最終巻でございます。
感想・レビュー・書評
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毎度ながら唐突に終わった。いつもこの作品を読んでいると、少しだけ星新一を思い出す。宇宙人と地球人という関係性が、別のものに見えてきたり、その関係をずらして書くことで人間の汚さも顕わになるのに、それを堅苦しくさせない文体が、やはり私は好きなんだと思う。
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16歳の女子高生。小説家で物理オタクで、さらに人妻という不思議な設定。おさな妻SFコメディ。どんなに不思議なことが起ころうとも、謎の生物と対面しようとも、それ日常のごとく応対する主人公☆彼女の語り口調や旦那さんとの会話のやりとり好きです。ぷちぷちした小さな話の数々。テンポもよくって落ちもまとまっていて好き。30分ぐらいで1話が読めるので、手軽に読みたい時にはいいです。
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