石原莞爾 満州ふたたび

著者 :
  • 芙蓉書房出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829507728

作品紹介・あらすじ

満州国再建に孤軍奮闘する石原莞爾の苦悩と葛藤を描くノンフィクション。

 日中戦争の発端となった第二次上海事変(昭和12年8月)で作戦失敗の責任を負って陸軍参謀本部作戦部長を辞任した石原莞爾は、関東軍に左遷され、東條英機参謀長の下で参謀副長となった。
 この人事は、実は石原本人の希望だった。東條と甘粕正彦によって植民地化されていた満州国を、“五族協和”“王道楽土”の独立国に戻すためだったのである。
 しかし、犬猿の仲といわれた東條との確執はいっそう激しくなり、夢破れた石原は昭和13年8月参謀副長を辞し帰国の途に就いた。

このわずか1年間の石原の動きを克明に追い、彼を取り巻く人々との熱い交流も描く。

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  • 東2法経図・6F開架:289.1A/I74h//K

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著者プロフィール

1940年(昭和15年)長崎県生まれ。昭和38年鹿児島大学卒業。石原莞爾研究者。著書に、『石原莞爾 満州合衆国』、『石原莞爾 満州備忘ノート』、『石原莞爾 国家改造計画』、『参謀本部作戦部長石原莞爾』、『石原莞爾 北支の戦い』、『南京戦の真実』、『サムライたちの真珠湾』、『将軍の真実・松井石根将軍の生涯』(以上、光人社および潮書房光人社)、『奇襲』(南日本新聞開発センター)、『石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人』(双葉新書)、『靖国の杜の反省会』『石原莞爾満州ふたたび』『敗戦、されど生きよ 石原莞爾最後のメッセージ』(以上、芙蓉書房出版)などがある。日本ペンクラブ会員、満州研究会会員。

「2021年 『タイガー・モリと呼ばれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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