未完成 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625675

感想・レビュー・書評

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  • 瀬名くんの成長ぶりがいいなあ。

  • 加筆修正有の新装版

    高校生・瀬名×英語教師・阿南

    両親の不和の中、今時高校生の瀬名はゲイナイトの夜、教師・阿南を見る。

    あらすじだけ言うと、よくある生徒×教師のBLなんだけど、作者の心理描写が秀逸で、読書を堪能した。
    阿南が、ただクールで大人な教師って訳でなく、自分自身を懸命に律してるとことか、青臭い思春期全開の瀬名とかがいい。

    2編の短編に綴られたその後も、思いやって遠恋を育む二人に嬉しさが募る。

  • 凄く痛かった。年下生徒×先生。
    家庭環境に恵まれてない生意気な生徒を、それでも面倒みる先生。
    あまりやりすぎると、生徒側に全く共感が持てなくなるパターンもあるけれど、今回は何か文章から生徒側の空虚さが滲み出てくる感じで切なくなりました。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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