愛しのいばら姫 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625866

感想・レビュー・書評

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  • ツンデレ!

  • 365+1 のスピン美山の話。

    毒舌でオレ様態度の美山だけど、実は自分の過去の悲しみ、寂しさから身を守る為の武装のようなものだったと知り、ストーリーが進むにつれ美山が可愛くって可愛くって。
    どうしても素直になれない。ホント、損な性格だよな〜って^^;

    短編の「yes」が甘々(*/ω\*)
    ウエディングドレスでプロポーズって!
    久保田は男らしいし、一気読みしちゃいました!

  • すごく、すごくよかった!前作で美山のその後が気になっていて、書いてくれないかな…と思っていたら出版されて、読めてよかった!
    超毒舌の美山と久保田の受け流しが絶妙!会話も楽しいです。どんどん美山がかわいくなっちゃうし、最後のyesは久保田にしてやられた感じ。ウェディングドレスとか反則だぁ。゚(゚´Д`゚)゚。
    幸せになってほしいな。(借り本)

  • 365+1のスピンオフ!もう、美山みたいなキャラクター好きだわ~~~ オレ様王子なのに憎めない、久保田も男らしくて読んでて面白かった。

  • 「365+1」のスピンオフでした。美山がメインで、相手は誰かなと思ったらあの久保田で、前作の流れから見て納得の関係でした。
    美山は毒舌でグサッとくることを言うので、モデルで超美人なこともあって、ものすごい自信家なんだろうなと思い込んでいましたが、このストーリーでまったく誤解していたことに気づきました。
    言葉と態度で武装して、自分をひたすら守っているような傷つきやすい淋しがりやでした。

    美貌を武器にして、誰にも頼らず愛されることに期待しないで生きてきた美山。
    そう思うようになってしまった、色々な過去があるのです。
    久保田に出会い好意を持つようになっても、男に興味のない彼に期待してはいけないと、傷つかないよう気位の高そうな態度で心に鎧を被ってしまう美山。
    特に、久保田のために灰原からの条件をのんでしまうところなんかは、ものすごく切なくなりました。
    見えないところで情が深い美山にきゅーんとなってしまいました。

    すごく損な性格です。
    誰だってそこに気づいたら、思わず護ってあげたくなるはず。久保田もまた美山のうらはらな気持ちと、その奥にある優しさに気づいて愛しいと思うようになったんでしょうね。
    久保田は鈍感に見えるけど、肝心なところはしっかり外さない包容力が魅力的です。
    ストレートに表現するところも男らしくてよかったです。
    空港で灰原相手に言った言葉がステキ過ぎました。俺のミューズとか、けっこう恥ずかしいこと言ってる久保田だけど、むしろ彼らしく清々しくてカッコいいです。

    本編も凪良センセ比からいえば甘い話だと思いましたが、「yes」がまた超絶甘かったです!
    こんな溺愛ラブラブで、しかもウェディングドレスで…って、糖分どんだけ!?ニヤニヤが止まりませんでした。
    切ないけど愛もたっぷりで満足。読み返すこと間違いなしです!

  • うるうるのきゅんきゅん。美山編きたー!トラウマ乗り越えて幸せになれてよかった!次は灰原編でスピンオフ読みたい。

  • 「365+1」スピンオフ
    新鋭デザイナー・久保田×トップモデル・美山

    ネグレクトで育った美山と、人たらしの久保田。
    難あり性格の子が可愛くなっちゃうお話は、好き。

  • ★4.5

    「365+1」スピンオフ

    デザイナー久保田×モデル美山

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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