双狼の贄 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829626368

作品紹介・あらすじ

おれたちの番【つがい】は……極上ものだ

開発事業の進む限界集落・大上村。
三十数年ぶりに実家に戻った生物学者の朱嶺は、代々守ってきた神域の山へと入り、白と黒、二頭の飢えたオオカミと出会う。
死を覚悟した朱嶺に二頭は地主神、御犬様の眷属、銀雪と黒鐵であると名乗り、「我らの番となる約束を果たしてもらう」と言うや、双つの異形の楔で朱嶺を犯していく。
朱嶺の脳裏に幼き頃彼らと過ごした記憶が甦り……。

感想・レビュー・書評

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  • 三十数年ぶりに実家に戻り代々守ってきた神域の山へと入った生物学者の朱嶺。
    早々白と黒、二頭の飢えたオオカミと出会い死を覚悟した朱嶺に二頭は地主神御犬様の眷属、銀雪と黒鐵であると名乗り、「我らの番となる約束を果たしてもらう」と言うや…。

    3Pでしかも2人は神の眷属のオオカミと濃かった。
    銀雪と黒鐡の2人の赤嶺への想いの深さが良かった。
    出会い別れ再会し「番」となって困難に立ち向かう場面はハラハラドキドキで。

    赤嶺から銀雪と黒鐘の力の得る方法はもちろんだけど鬼との対峙の時のはやはりそうか、でした。

    古くからある地の神について考える機会を貰いました。

    モフモフの銀雪と黒鐡がたまらないです。
    そんな2匹に包まれてしまう赤嶺の気持ち良さが羨ましくなりました。

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