たった二人で世界を裏切る 犬のような彼 (ティアラ文庫)

著者 : 丸木文華

• プランタン出版 (2009年7月3日発売)

作品紹介・あらすじ

彼氏は犬のように服従する-。高校2年生の遙は健太の告白に、軽い気持ちでOKを出す。最初は弄ぶつもりだったのに、年下の彼と歪んだ関係を続けるうち、次第に官能の深みにはまっていく遙。焦燥と執着、支配と服従、サディズムとマゾヒズムが錯綜するなか、主従じみていた二人の関係は狂いはじめ、遙は彼の身体に溺れていく-。Eroticismの深淵が姿をあらわす背徳愛。

感想・レビュー・書評

[のあさんの感想 · 2018年10月15日]

楽天友

[momotterbotさんの感想 · 2014年9月28日]

血縁物のドロドロに興味なし
ワンコ男子に興味なし
S系女子に興味なし
ということでこの本は私には合いませんでした、以上。
中盤までのガッツリエロに対して終盤がずいぶんとあっさりしてたけど
あれはあれでいいんじゃないかな。
だってもう二人ともあそこからどうしようもないもんね。
下手にぐずぐず考えて遠回りされるよりよほど良かったです。

オクではちょい高めだけどブックオフで100円で買えたのでラッキー。

[うらこさんの感想 · 2012年11月16日]

普通のS系女子の遙とガタイのいいM系男子の健太っていう設定かと思ったら、最後にどんでん返しの近親相姦が絡んでました。性格もドロドロ。健太視点の方を読むと、健太もタダの鈍感男子かと思ったら、結構腹黒でした。

ガタイのいいM系男子っていう設定が好みじゃなかったのが残念。
私的には向かないお話でした。

[らいきさんの感想 · 2012年10月31日]

愛にはいろいろな形があって、お互いの意思というより運命によって弾かれ合う２人。最後の展開には驚きました。

[ainonさんの感想 · 2012年9月25日]

暗い･･･

[小鈴さんの感想 · 2010年3月9日]

たぶん賛否両論分かれるのでしょうが。

なんとも言えません。
孤独・執着と愛情の違いについて考えてしまいました。

[萌え豚さんの感想 · 2010年1月29日]

硬質で色気のある文章ですごく好みでした。設定も。（ネタばれになるので詳しくは書けないですけどダメな人はダメかも）
女子攻とガタイのいいわんこ系M男子ってとても…いいですね(*´ω｀*)
SはスレイブでMはマスターってえすえむ関係なのもいい…すごくいい…
ラストがこの手のドロドロ話にしてはちょっとファンタジー気味だったのが残念かなあ。もっと救いようのないラストでもよかったです個人的には。

[山茶花さんの感想 · 2009年7月31日]

すごく官能的でした。

[かよりん♪さんの感想 · 2009年7月8日]

所在：自宅マンション

彼氏は犬のように服従する―――。高校２年生の遥は健太の告白に、軽い気持ちでＯＫを出す。最初は弄ぶつもりだったのに、年下の彼と歪んだ関係を続けるうち、次第に官能の深みにはまっていく遥。焦燥と執着、支配と服従、サディズムとマゾヒズムが錯綜するなか、主従じみていた二人の関係は狂いはじめ、遥は彼の身体におぼれていく―――。Eroticismの深淵が姿をあらわず背徳愛！

私の一押しの18禁乙女ゲーのシナリオライターさんの本なので思わず本屋で手に取ってしまいました。
パラパラッと最初の方を立ち読みして止まらなくなったので、そのまま即購入。
主人公の遥と年下のカレ健太のキャラクターがよくできていて、思わず引き込まれてしまいました。健太がメチャクチャ可愛いですｗ

著者プロフィール

埼玉県出身。BL、乙女小説、ゲームシナリオを中心にジャンルを跨いで幅広く活動中。近刊は、『双囚　ふたりの姫は愛獄に堕とされる』 (KADOKAWAジュエル文庫) など。

「2021年 『フェロモン探偵　花嫁になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」