子爵探偵 甘い口づけは謎解きのあとで (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829665947

作品紹介・あらすじ

私が殺人事件の濡れ衣を着せられてしまうなんて。天才的な推理を駆使し、助けてくれたのは自称「名探偵」の貴族イアン。唯我独尊な変人なのに、私のために一生懸命になるのはなぜ?真犯人の罠にかかり殺されそうになった私を、優しく抱きしめてくれたイアンは「ずっと側にいて欲しい」と囁き、蕩けるような甘い夜を。探偵と被疑者から始まった関係が、恋人同士になるなんて…。

感想・レビュー・書評

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  • 諸事情で豪華客船で旅をする事に。
    その船内で出会った子爵令息と、殺人事件。

    とりあえず、犯人は分かりやすいです。
    消去法で分かります。
    トリックうんぬんはおいておいても分かります。
    なので、きっと人間関係の方を楽しめば?

    名前に付いている『D』も一体何なのか。
    最後まで読めば分かりますが、言われて納得。
    話としては最後の方がスリリング?
    しかし物語が出会って恋愛して…なので
    結局届けられたかが謎。
    まぁそこは気にしなくてもよいのでしょうが。
    何せ、ものは皆様が欲しいものでなさそうですし。

  • 推理物を期待して読むと肩すかしがひどい。名探偵が出てくるんだから謎解きの方ももうちょっとそれなりの物を出して欲しかった。せめてアクション。エロはもう、一応無いことも無いですよってぐらい。

  • 【エロ注意】主人公が殺人事件の容疑者に!助けてくれたのは、自称名探偵の子爵だった。

    あらすじは面白いし、内容も悪くないと思うけど、ラブを入れるには淡々としてて、ぶっちゃけエロがねじ込んだ感。

    エロ以外のとこでも楽しませようとしてる作者の心意気は好きなんだけど、ティアラならもっとラブ寄せしてもよかったかも。
    あと、殺人事件の犯人は捕まったけど、その動機になったブツの謎が残ったままなのが気になった。重要だと思うんだけどなぁ。

  • 話的にはいいと思うのですけど、別にティアラじゃなくてもよかったかなぁって思いました。

    殺人事件の謎解きはいいのだけど、結局おばあちゃんが持っていたオレンジ色の耳飾りがなんだったのかは結局分からずじまいで終わったのは、もやもやしちゃいました。

    どうせなら、ちゃんと耳飾りを届けたところとか、イギリスに戻ったあと、二人がどうなったかまで書いて欲しかったです。ちょっと残念。

  • ティアラで探偵ものは珍しい。あんまり期待はせずに読んだけど、普通に面白かった。
    (但し、あくまでティアラの作品として)

  • ミステリーとしては弱いかなぁ。定番というか、犯人も最初に予想が付くし。というか、結局秘密は解明されてないような。
    ティアラだからなんだろうけど、別にえろなくても良かったような・・・むしろ無い方が良かったような・・・。

  • 豪華客船で起きた殺人事件の容疑者となったステラを、自称探偵イアンが助ける訳なんだが、イアンがステラに惚れる動機付けがぼんやりしててイマイチであった。ステラのキャラは良かったし、事件のネタも良かったので、ティアラ文庫じゃない本でその辺押しで書いた方が面白くなったかもしれない。

  • 前半はクリスティーの雰囲気にちょっと似てて良い感じ。後半のティアラ特有のエロはマジでいらないと思った。

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