- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829666319
作品紹介・あらすじ
「今度はおまえが俺の奴隷になる番だ」隣国から侵略され、エルハラーナの前に現れた敵将は、かつて貴族の自分に仕えていた奴隷の少年・ファルザード。荒々しく純潔を奪われ、夜ごと媚薬を塗られ、肢体を開発され…淫らな奉仕の中でふと垣間見える私だけへの寵愛。柔肌に愉悦を刻まれながら、次第に気づいた本当の気持ちは-もしかして、あの頃からずっと私を想っていたの!?-。2012ティアラ文庫新人賞大賞受賞作(エロティック部門)。
感想・レビュー・書評
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再読です。二度読んでも楽しかったです。
元奴隷が他国で偉くなりお嬢様育ちのヒロインを奴隷にする、という他でも見たことのある下克上ものでしたが、気位の高いヒロインが快楽に心折れていく様などとても良かったです。
九年もヒロインのことを想い続け、身体だけでも手に入れようと無理やり奪ったファルザードはなかなかの執着っぷりで、
そんな彼がヒロインにものを贈っても警戒されるだけで喜んでもらえない…と密かに落ち込むくだりはとてもツボでした。
エルハラーナも、ファルザードに翻弄されるだけのヒロインではなかったので好感が持てました。
強いて言うならばイラストがいまいちキャラのイメージに合わないのですが、話は好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
執着溺愛ヒーローで、エルハラーナにひどいことをしていてもそれが好きすぎるが故の行動っていうのににやにや。
ただ二人の出会いのときのエルハラーナの年齢が幼すぎて、そこが気になった。
せめてエルハラーナが12歳くらいで出会ってということだったらもっと萌えることができたと思うのが少し残念 -
ヒーローは◎。このビジュアルは卑怯です。ヒロインは描写されてるほどの美貌に見えないのが不思議。話はそれなり。
レーベル的な意味で合わないかも。
読み疲れてきて、後半エロシーン飛ばし読み。
絶対なきゃだめっていうのと、あっちゃだめっていうの、極端だなあと、しみじみ思います。