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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829667439
作品紹介・あらすじ
手鞠が想いを寄せるのは帝の息子・直柾。幼なじみだけど高貴な主。
叶わぬ恋に胸を焦がしていたら、手鞠の縁談で彼が豹変!
「ずっとお前が欲しくてたまらなかった」
情熱的な告白、貪るような口づけ。
さらには監禁され、初心な肌に快楽を教え込まれて――。
「永遠に閉じ込めておきたい」
と激しく寵愛されながらも今度は直柾の方に縁談が!!
手鞠を片時も離さない執着の行方は……。
感想・レビュー・書評
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【ネタばれ感想注意】
春宮ヒーローと乳兄弟で彼に仕える女房である16歳ヒロインと、彼女を妹のように可愛がってくれる19歳春宮ヒーローとの平安ラブストーリーです。
ヒロインとヒーローが互いに両片想いである事は、読み始めてすぐに分かります。
しかし、想いを伝え合い両想いになると、身分違いを理由にヒロインは身を引こうとします。
このお話はヒーローの執着愛だけでなく、ヒロインの出生の秘密も隠されています。
結論としては、ヒロインの母と先帝が若かりし頃は秘密の恋人同士であり、実はヒロインは先帝の落胤だったという事で、政治的な思惑もあるでしょうが左大臣家の養女として目出度く女御という身分を与えられます。
ヒーローも子供の頃から一途にヒロインだけを想い続けてくれていた事もあり、妃はヒロインだけと誓ってくれてハッピーエンドで終わります。
王道の平安時代ラブストーリーでした。
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