鬼惑の花嫁 (ティアラ文庫)

著者 : 蒼磨奏

• プランタン出版 (2021年4月19日発売)

作品紹介・あらすじ

幼い頃からあやかしに囲まれて育った人間の撫子。
想いを寄せる鬼族の次期当主・九耀と結婚するため
花街で行儀見習いをすることに。
そこへ遊女になると誤解した彼が押しかけてきて!?
「誰にも触れさせはしない」
執拗な口づけや独占欲剥き出しの振る舞いに戸惑いつつも、
愛されているとわかって嬉しくなる。
素直な想いを伝えれば強く抱きしめられて！
異種族純愛ファンタジー！

感想・レビュー・書評

[♡♡♡さんの感想 · 2022年2月14日]

よかった……幼なじみ両片思いもの。だけれどもだもだ感というかそんな悲壮なすれ違い的なものはなかった。お互いちゃんと相手から自分への好意を受け止めてるのがよい。
それこそあらすじ読んで最初すれ違い無理やり系かな〜って思ってたので、実際読んでみたらすこしの勘違いはあるもののそれでなし崩し的に体を奪うみたいなのもないし、九曜がものすごく撫子を大事にしているのがよかった。
それに九曜のツンデレ加減がたまらん。撫子も素直でわりと言うこと言うタイプのヒロインで好き。

著者プロフィール

「2022年 『死神騎士と、毒姫(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」