- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829685518
感想・レビュー・書評
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こういうザザッとした絵好き。主人公(白椿)もきれいでいい…でも、性格は意外と幼い感じ。
そんな白椿が特殊な美的感覚の貝柄にどんどん不幸へ追い詰められていく話はなかなか乙だった。絵はそこまで過激じゃないけど、出来事が過激で、ショックな人もいそう。
ただ、貝柄の厨二さにそこまで惹かれなかった…セリフが少し説明的過ぎて何か冷めてしまう…もう少し謎めいてギャグっぽさがない方が好きだな~。先生は裏表なく優しくていいキャラだった…いい人だからこそ白椿を救いきれないんだけど。 -
ヤンデレってこういう人物なのでしょう。私はあまり好きくないのですが、これって読む人を凄く選ぶ作品だと思いました。
というか、私は表紙買いをしたヒトです。表紙がすごくかっこよくて惹かれて購入したのですが、見事に裏切られました。絵柄が苦手な部類で読みにくい。そして内容が嫌いな部類という、良いと思う作品とはかけ離れた状態でのスタートで、私の予想を裏切るような素敵展開を求めていたのですが、そこは裏切ることがなく残念でした。
ん~、白椿の潔さは好きですが、どうしても貝柄が好きくない。ヤンデレにしてももっとどうにかならないのかと、歯切れの悪さと、終わり方に疑問です。 -
痛々しい…病んでます~厨二です~…ただただ胸くそ悪くて。最後まで。でも絵の感じと合ってるし、嫌いではないです。
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絵柄と倒錯的な内容がミスマッチで何か脳味噌に浸透しない感じがした。
内容自体は嫌いじゃないし絵柄も好き。
回を追うごとに線が汚くなっていったのが残念。
願わくば白椿くんと先生の話が読みたかったー。
ある意味メリバに相当するのが本編の話かな。
カイガラムシ氏の行動そのものの倒錯的な美の追求や過去の禍根などももう少し掘り下げて、あそこまでひん曲がってしまう過程も見たかった。 -
二次の時の作者を知ってて読んだので、とても楽しく読めた。貝殻くんエゴいな〜と軽く読んでたらマジモンの狂いっぷりだったので、ほんとに読む人選ぶお話。痛い系ボコリ系じゃ物足りない人に勧めたい。
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本屋の平積みで見て、二次創作ぽい臭いは凄いするけど商業では珍しい感じの絵柄だなと思って。
これかな!?と思って手にしてみたけど、これじゃなかった。
美しい物好きな男子が転校生の美しい男の子を見て\これだ!/てなって、クレイジーサイコホモ化して心身共に転校生を追い詰め始めて以下本文をお確かめくださいって感じの内容なんだけど、クレイジーサイコホモのやり口がわたしには全く合わなくて、ただただ読むのが苦痛。
オチもアレなんだけど、もう一回くらい何かあるかなて考えてたから「なんだ、捻りはなかった。普通だわ」って言う拍子抜け。
個人的な好みで言えば、この手の内容なら小説で読みたかったな。
ただ、最近商業じゃ見ないような内容を書き上げたガッツは買うし、結構荒くて失礼だけど「下書きかネームかな?」て思っちゃう絵柄に不思議と合ってたので、その辺りは良かったんじゃないかしら。
残念ながら今回は全く合わなかったけど、ちょっと面白い作家さんかも…てなったので、暫く注目していきたい。
かも。 -
絵と題材が二次創作っぽく、確かに読む人を選ぶなーと思う。ストーリーは複雑な心理描写が要する割には読みやすかったと思う。タイトルの付け方も上手い。
でももう少し駆引きを楽しむのに、じっくり描いてほしかったかな。仕上げに入る間でが生温く感じてしまうのは私だけかもしれないけど。。 -
絵は好みだし、設定もイイけれどありきたりで、もう一声!と思う。
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何がいいって、作者が開き直ってるところがいいと思う。
久々にこんな潔い話読んだ。二次創作とかではよく見たけど、商業ではなんかこう、避けられてた気がするよな〜こういうウワー!って話。でも誰かは絶対描きたいと読みたいと思ってたんだと思う。
白椿への痛めつけ方が結構容赦なくてよかった。よかった?
商業でこんなにキャラが濃いのって珍しい気がするなあ、貝柄とか。結局貝柄はいていなかったようなものだし。
貝柄を殺したあとがあまりにあっさり描きすぎててバランス悪い感じはある。でもこれはわざとかな?
ただただ悲劇的なだけだけど、結構好きだし、新鮮だった。 -
貝柄にとって白椿が運命の相手だったのか。ある意味、囚われたのは貝柄の方じゃなかったのか。白椿になら命を捧げてもいいと思ってしまったんだから。かと言って久々に読中にはこれはどういう物語なんだと考え続け、読後はこれはどういう風に自分の中に消化すればいいのかと考えざるを得ない作品。貝柄の思いが純粋であると言う事にはならない。個人的にはあと一冊分描いて貰って、貝柄のバックボーンを読みたかった。一冊分では都市伝説の中で語られる「怖い人」なだけになってしまっている…勿体ない。主人公の白椿だけが過去・現在・未来までを断片的に描かれているが、それに関わった日向先生と貝柄にはそれがないのは不公平だ。
絵柄は荒っぽい。作品の内容に照らし合わせると「ざりざり」した感覚は凄く合っている系の荒っぽさ。雑さとは違う怖さを醸し出している。「痛い系」好きには全力でお勧め。
全ては貝柄の思い込みによる結末と言えるかもしれん、その思い込みの根拠は描かれてないが、いい意味で勢いで押し切って、読むものに何かを考えさせるのだから力のある作品であることには変わりない。いい意味で「結論」が出てないのに、風呂敷広げて畳まないのかよー、って思わなかったなぁ、こう言う理不尽さは巻き込まれてしまったら最後なんだろう。そして、巻き込まれるには理由もあるんだろうな。自然災害とは違い、人間関係は「必然」であった、となるんだろうな。
貝柄も所詮通過点にすぎん、と言う気もする。確実に白椿の中に何かは残したが、それが全て白椿にとってマイナスになってるか、と言うとそうでもないような… -
ちゅ、厨二だーーー!!!!いい意味でも悪い意味でもクレイジーサイコホモ
受も攻も頭おかしいし全体的にありえないんだけどBLはファンタジーだから…
オマケ漫画面白かった わたしは好き -
この漫画は「美しいもの」が好きな貝柄とそして転校早々同性愛者だと公言する白椿の間の物語です。言ってしまえば人を選びます。
本来こういうBL漫画の類は受けと攻めが主軸になってその恋模様が描かれるものですがこれは決してそういう流れではなく割と複雑な関係性が描かれています。
一巻だけの短い話ですが、貝柄の屈折した執着と白椿の不器用で純粋な心情描写がとても魅力的だなと思いました。
個人的にオチが気に入っています。決して仲睦まじく甘いものではないのに結果的に一番深い形で白椿の心に突き刺さる貝柄の存在の大きさが見所かと。 -
これは読者を選ぶBLだなぁ、とまず思いました。
絵も著者の方が言ってらっしゃるように、ぶっちゃけて言えば、うまくはないです))
が、この荒い線が独特の世界観を表現している、ような気がするので、これはこれでありかと。
全編にわたって病み症な少年とそれに振り回されるゲイの少年と、完全に巻き込まれた哀れな先生との三人で話が進められますが……なんというか、もううわぁぁとしかいいようがないというか……。
病み症少年に若干共感してしまいました(苦笑)彼のやったことは許されるものではありませんが。
完全に自分に憑りつかれていましたしね。。
最期のオチは気に入るものだったので、あのシーンが一番好きかもしれません。この言葉にすべてが集約されている、という気がします。
ひたすら重い話なので、(表紙と題名を見れば想像はつきますが)読む方は注意ですが、こういった話を好きな人なら一度読んでみるべし。 -
個人的には割と好きな感じでした。きもちわるい攻めが好きなので貝柄くん良かったです。最高にきもちがわるかったです。
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“メリー”のつかないバッドエンドでした!
とんでもない本を出してくれて
ありがとう!
内容はドシリアスの救済がない
中二病風味なJUNE漫画なのですが
あとがきや、著者コメント(“初コミックスに
ふさわしい黒歴史漫画ができました”)や
カバー下ギャグ4コマが、くすっと笑える
ネタ感満載で、バランスが良かった~。
2話目以降から解像度が足りていない感じに
なっているのがとても残念ではありました。
2冊目もぜひがんばって欲しいです。 -
良い中2病漫画だったと思います。
救いないし。それを求めてもいないし。
先生のキャラがすごく好きでした。
だが。
話が酷い割に、あまり病的さを感じなかった。
表情?コマ割り?わからないけれど、すごく軽い読後感でした。
残念!