生物学を学ぶ人のための統計のはなし: きみにも出せる有意差

著者 :
  • 文一総合出版
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本棚登録 : 131
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829921234

作品紹介・あらすじ

実験結果や調査データを解析するために必須の統計的検定は、しくみがわかればもっと便利! 生物学の学生が落ち込みやすい落とし穴を例に、対話で解説するユニークな入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 高い評価を受けているだけの著作だし、読んでいて楽しい。ただ、私の好みを言えば、会話体だけの本は辛い。いい本なだけに、時代がそういう時代なのか、ちょっと悩む。

  • 学問としてではなく,道具として統計学が必要な人に向けた統計入門書.各統計分析手法の解説はほとんどなく,それらの専門書が読めるようになるための基礎を身につけられる.会話形式で話が進むため,読み物としてサラッと読めた.
    内容の割に登場人物が多く,各キャラの性格も会話の内容につながっているので,純粋な入門書を求めている人には向いていないかも,ただ,数学の不得意な人や統計をやっていない人が,実用の上でミスしたり勘違いしやすいポイントを押さえており上に,専門書では省かれがちの「なぜこの分析を使うのか」という視点があるのは良かった.

  • 研究室の日常風景のなかにうまく研究と絡めて統計処理の説明がされています。ただ、後半になってくると徐々に複雑な問題に取り組むようになるのだが、図が少ないため、初心者にはイメージがわきにくく理解が難しい気がしました。しかし会話形式で進行するため、とっつきやすい文章になっているとは思います。

  • 読みやすい.学生生活がリアルで笑える

  • めっちゃやさしい統計の本。
    一部の人々からはバイブルとして崇拝されている。
    初学者はもちろん、統計を学んだ人も読むべき本です。

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著者プロフィール

九州大学理学部生物学科助教授

「1996年 『進化生物学における比較法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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