イモムシハンドブック 2

著者 :
  • 文一総合出版
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本棚登録 : 114
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829981016

作品紹介・あらすじ

庭や畑、公園や校庭などで見かけるチョウやガの幼虫239種紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 文句なし。一家に一冊あるべし2。

  • チョウやガの幼虫だけを集めた図鑑です。通称「イモハン2」。ハンドブックサイズなので、野外で見つけた時にすぐ調べることができて便利です。「1」に付け足して出会うことが多そうな幼虫が掲載されています。鮮明な写真で掲載されているので、多彩な幼虫の姿を見て楽しむこともできます。
    ただ、サイズの都合もあって終齢幼虫の写真が中心です。成長につれて模様が変わるものも多いので、見つけた幼虫の全てが分かるものでもありません。でも、多彩な幼虫をすぐに調べることができるのは、この図鑑の良いところです。
    「イモムシハンドブック」と合わせて使えば、野外で出会うイモムシの多くの名前が分かると思います。

    注意した方がいいのは、「イモムシ嫌い」の方には見せないことです。おそらく最初の一覧で卒倒してしまうと思いますので・・・。

  • 『イモムシハンドブック』の続編。
    先日、庭の木に格好いい巨大な幼虫を発見!早速本書で調べていたところ、ススメガの幼虫であることが発覚。早々に、駆除しました・・・。

  • 待ってました~!イモムシハンドブックの続編!世界最大の蛾、ヨナグニサンの幼虫も載ってます。蝶より蛾の方が多く、1巻よりマニアック度も増した感じで、イモムシ・毛虫が好きな人であれば(好きでない人も?)時間を忘れて見入ってしまうこと間違いなし。

  • 2が出たんだなぁ……ということで読みたい本。
    自分は虫嫌いなのであまり読みたくはないのですが、小学校では必須です。

  • 1とともに家庭に常備!巻末に1,2巻総合のさくいんあり。1,2巻で465種。

  • イモムシ君が主役の不思議な本。
    家の周りに、こんなにオカシナものがいたのかと、ついつい庭木や街路樹を探してしまいます。
    続編になって、イモムシ君たちのオカシサと珍しさがさらにパワーアップ。
    でも、発見する難しさもパワーアップしてたりして...

  • 春だ。野に出でて、イモムシと出会おう。
    (いや、イモムシが苦手って人には薦めませんが)

    『イモムシハンドブック』http://booklog.jp/users/ponkichi22/archives/1/4829910798第二弾。
    新書サイズのポケット図鑑。かばんに突っ込んで出掛けよう、そしてイモムシ・ウォッチングを楽しもう、という趣向である。
    第1巻のものとは異なるチョウ類53種、ガ類186種を掲載。1・2巻併せて465種のイモムシが収録されている。2巻の巻末には1巻も含めた総合索引がある親切設計。
    科ごとに、1・2巻共通の色分けがされた○印がついている点、触ると危険なものには、目立つように「注意」表記がされている点など、細かい心遣いも心憎い。
    イモムシ主体だが、サナギや成虫の写真も併載されている。
    見つけたイモムシがどんな種のものなのかを写真から探してもよいし、索引から、あるチョウやガの幼虫がどんなものであるかを見てみてもよい。純粋にパラパラめくって、イモムシワールドを堪能してもよい。いろんな楽しみ方のある本である。

    めくってみた感想は:
    ・同じ科のものは成虫だけでなく、幼虫も似ているのだ。スズメガなんて、尾角の立ち方がそっくり。
    ・シャチホコガの命名の妙と造形に拍手。
    ・ヒトリガ科というのに目がとまる。そうか、ヒトリガ(火取蛾:火の回りを飛ぶ、「飛んで火に入る夏の虫」の1つ、であるらしい)っていうのがいるんだ。アメリカシロヒトリ(これは1巻に掲載)って、アメリカ・白・火取なんだなと何だか妙に納得しました。

    1でも同様だったが、巻頭の原寸大写真付の目次がよい。BGMは「イモムシ行進曲」(いや、どんな曲か知りませんけど(^^;))。
    この目次を見たら、イモムシが苦手な人も、イモムシ、悪くないじゃない、と思うんじゃないかな・・・? いや、余計駄目かな・・・?

  • イモムシかわいい。図鑑のコンセプトや写真は文句なしなのですが、初歩的なミスによる正誤表が入ってたので星マイナス1。
    こういうその場でさっと引く系の図鑑だと表記の間違いはつらいです…。机でじっくり読む系の図鑑なら訂正箇所を確認する時間も場所もあるんでしょうけれど。

  • イモハン最高!!

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著者プロフィール

生きもの写真家。
1963年、京都府生まれ。
千葉大学大学院修了。自由の森学園中学・高等学校の理科教員として生物などを担当。同校を退職後、写真家に。
著書に『イモムシハンドブック』(文一総合出版)など。

「2021年 『虫のぬけがら図鑑 ―脱皮と成長から見る昆虫の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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