フランスのラグジュアリー産業

  • 文眞堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784830949586

作品紹介・あらすじ

ルイ・ヴィトン,ディオール,シャネル,バカラ,クリストフル,ドンペリ,マルゴー,ロマネ・コンティ・・・はフランスでどのように誕生し,いわばフランス・ブランドとして現代までどのようにして一定の名声を確立し,保持してきたのだろうか。そして今後それはどこへ向かおうとしているのか。本書はまさにこうした問いに答えようとするものである。

感想・レビュー・書評

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  • これも、な、長かった…。

    本書はフランスの産業考古学の第一人者らしい著者の、主要著作だそう。二部構成で、第一部がラグジュアリー(言葉がイメージする産業やその製品)の経済史・社会経済史的な概観、第二部がラクジュアリー産業の部門ごとの(歴史的展開)事例。

    他のフランス関係の本でも思ったけど、これも彼の国特有の、説明が不親切というか、エスプリが利いたゆえに婉曲的で分からないというか、訳文も一文が長すぎて意味が取れなかったり、年号間違えてない?と思う箇所もあったり… 俺には分かりにくい文章。ゆえに時間も掛かった (ノД`)・゜・。

    また文章が細かな事象をツラツラと書き連ねる感じで論点がハッキリしなくて、掴み所が分からない、ゆえに頭に入らない、という(個人的に)悪循環…
    でも、第二部のこれだけいろいろな部門の歴史的経緯を詳述できるのはすごい研究の蓄積。

    分かったのは、産業革命で進展したイギリス型経済と異なり、フランスは数量的な意味では違う発展型-機械化による画一化・大量化-ではなかったこと(※この書き方は本書に染まった証拠 (^^;) )、かな。

    テーマは面白いので、もう少しカチッと書かれた文章のものがあれば読んでみたいなぁ。

  • 第1部 経済と社会のなかのラグジュアリーの位置―その変動
    第2部 ラグジュアリーのカテゴリー

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