ウィトゲンシュタイン・文法・神 (法蔵館文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831826312

作品紹介・あらすじ

「あるものがいかなる種類の対象であるかは、文法が語る。(文法としての神学)」。

『哲学探究』のなかで、ウィトゲンシュタインがかく述べた「文法」概念を宗教研究に応用し、宗教言語の本質を、神などの超越的なものを「指示する」ことではなく、人間の内なるものを「表出する」こととして捉え、自然主義・相対主義・還元主義をのりこえる視点を提供。そして「本物の宗教」に迫らんとする、宗教哲学の好著。

【本書の内容】
訳者まえがき
緒言
序 章 狂ったハエにたいするウィトゲンシュタインの忠告
第一章 宗教的信念とウィトゲンシュタインの哲学
第二章 文法と宗教的信念の意味
第三章 ウィトゲンシュタイン学派の新展開
第四章 葛藤の系統化
第五章 還元主義という問題
第六章 言語における可能性
結 語

原註/訳註
訳者あとがき/文庫版へのあとがき

著者プロフィール

1944年,英国ウェスト・ミッドランド生まれ。英国鉄道に8年間勤務した後,ウェスリー神学学校,ブリストル大学に学び,1971年卒業。その後,バーミンガム大学のジョン・ヒックのもとで研究を続け,1974年に博士号を取得。キング・エドワード6世カレッジなどで,宗教学・神学を教える。著書に,Rligion and the Great Fallacy (New Horaizon, 1983),Into Every Life a Little Zen Must Fall (Wisdom Publications, 1988) などがある。

「2022年 『ウィトゲンシュタイン・文法・神』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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