大乗とは何か

著者 : 三枝充悳

• 法蔵館 (2001年6月20日発売)

作品紹介・あらすじ

釈尊の「苦」から生まれた仏教は、どのようにして世界宗教である「大乗仏教」へと変貌したのか。一人のさとりに始まり、一切衆生の救済に向かった大乗の歴史を、今なお広い信仰を集める多様なほとけや、般若経を中心とした経典群をもとにあざやかに読み解く三枝仏教学の精華。

感想・レビュー・書評

[osawatさんの感想 · 2019年11月6日]

ふむ

[小野不一さんの感想 · 2011年7月4日]

私が宗教書を読む際は「合理性」に注意を払う。昂（たかぶ）った感情や、劇的な体験は始めから無視する。それを求めるのであればタレント礼賛本を読めばいい。宗教的情熱といえば聞こえはいいが、外側から見れば異常性に映る。マルチ商法セミナーの熱気みたいなものだろう。

http://sessendo.blogspot.com/2011/07/blog-post_235.html

[yuichiさんの感想 · 2010年9月7日]

1249夜

著者プロフィール

1923年静岡市生まれ。東京大学・ﾐｭﾝﾍﾝ大学などに学び筑波大学・日本大学などで教授として勤める。現在、筑波大学名誉教授。文学博士。著書に『ﾊﾞｳｯﾀﾞ』（中村元と共著、小学館）、『仏教入門』（岩波新書）、『世親』（講談社）、『初期仏教の思想』上・中・下（第三文明社）『龍樹・親鸞ノート』『大乗とは何か』『ブッダとサンガ』（法藏館）ほか多数。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

「1985年 『比較思想研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」