『太平記』等での偏ったイメージをただし,多くの美術作例に関わった画僧としての清浄な生涯を解明。
1960年、横浜市生まれ。1989年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。町田市立国際版画美術館学芸員、昭和女子大学専任講師・助教授・教授を経て、早稲田大学文学学術院教授。2017年逝去。主な著書に、『文観房弘真と美術』(法藏館、 2006年)、 『江戸の出版事情』(青幻舎、2007年)、『後醍醐天皇と密教』(法藏館、2010年)、『日本仏教版画史論考』(法藏館、2011年)など多数。 「2021年 『仏教美術史展望 内田啓一論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」