の、ような。 3 (芳文社コミックス)

著者 :
  • 芳文社
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本棚登録 : 380
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832237506

感想・レビュー・書評

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  • ほっこりする。新しい家族の形。それなりにお店やってます。も好き。

  • 今回もキナちゃんがとても良い。
    誰が相手でもきちんと話を聞いて
    押し付けにならない範囲で自分の意見を言い、
    してあげられることをする。
    リナちゃんがこの先少しでも家庭環境が改善されれば良いが。

    雨だと事故を思い出すというのが切ないし、
    ハルはまだ幼いから言語化もできなくて
    なんとなく幼稚園に行けなくなる
    という感じがリアルな気がした。
    冬真が頑張りすぎている印象はずっとあるのだが
    彼がどうなるのかも気になる。

  • りなちゃんよかったね
    ハル君もいい子だな
    お兄ちゃんはちょっと頑張りすぎかな?
    料理屋さんたちとの人間関係がまだ不明で???

  • 2022/12/18
    ハルくん強いな。
    料理屋の関係性が頭に入ってこん。
    なんか事故の原因か切ない展開になりそうで。。

  • "「僕ね お母さんとお父さんにもう会えないの知ってるよ」
    「…そうか
    …わかってても会いたくなるよな」
    「……うん」
    「会わせてあげる事はできないけど 会いたいなって思ったら口に出して言っていいぞ
    ずっと会いたい会いたいって心の中で増えていくより口に出した方がいい事もある」
    「……いいの?」
    「いいぞ」"

    えっ、となる繋がりがみえての次に続く。
    いつも思うけど言葉回しが優しくて良い。

  • ネグレクトも解決!?

  • キナちゃん相変わらずダメ母に手厳しい…。正論だけど面と向かって言われたら立ち直れないわ。裏表がないから周りにはいい人が集まるんだろうけど

  • 今年やっと出た3巻だが、早くも4巻が読みたくて仕方がない。
    3巻を読んで、1-2巻を読み返した。
    あー、あの時のあの表情がここにつながるんだと、よく出来た作品。メインの登場人物が今に至った理由が少しづつ明かされていきそうな気配。
    表情にも伏線があるので、流し読みしてはいけない作品。
    家族の形が色々ある中で、この作品の設定は結構複雑な環境だが、それでもうまく機能しているのは、それぞれが相手を思いやり、言いた事を言い合うように心がけているからだろうか。
    キナちゃん、何事も白黒つけるんだが、グレーの部分はそのままにせず、相手を思いやりながら悩みながら、その時必要な方へ上手に寄せて問題に白黒をつけて行く。ストレートな生き方に見えて、1番難しい生き方だよな、と巻をおうごとにキナちゃんへの憧れが強くなる。

  • とても、考えさせられる良い漫画です。

    「登場する子の多くが良い子すぎる」
    「実際にこんなことしてくれる他人なんていない」
    「児相案件」
    そんな感想も聞こえてきそうですが、1・2巻も含めこの漫画の本質は別のところにあると私は思っています。

    きっと学生時代の私なら、登場する様々な家庭に「なんて親だ」「子供が可哀想」「私なら行政に通報する」なんて感想が出たかと思います。
    当時の私にはそれが正義だったわけですが、いい歳になり、人間そんな簡単なものではないと分かってきました。
    大人だって人の子、自分に余裕のある時は他人に分ける優しさやじっくりと向き合う姿勢を持ち合わせられるものですが、その余裕が無いときにまで同じようにできるものでしょうか?
    この漫画は主人公がその事を踏まえたうえで、親ではなくあくまで保護者として、良い意味で淡々とした視点で各家庭を見つめ、そして当事者にもなったり関わったりする物語だと思います。

    日本人の子育ての美意識は、昭和までの
    「子供は地域ぐるみで育てる。怖いおじいちゃんに悪さを叱られることもあれば、近所のおばちゃんに飴をもらうこともある。日中は近所の子みんなで年齢関係なく遊びながら幼児の面倒も年長者が見て、親が緊急で我が子から離れざるをえないときは一時的にお隣さんが子供を預かってくれる」
    という環境でこそ実現したものに由来していると思います。
    それが現代の「核家族の両親共働き、シングルさんの子育て、近隣住民と会話もない、事件に発展しやすく迂闊に子供から目を離せない・他人を信用できない」という状況に適合せず、理想が高く時間が足りず親が親たる自信を無くすことに繋がっているのだと思います。

    主人公のキナさんは、できないことはやりません。
    子育て経験も当然ありません。
    それでも自分ができると判断した事を行い、何だかなーと思った親御さんに対しては最低限できるであろうことを諭したり、自分に余裕が無いときは遠慮なく人を頼ったりします。
    そんな姿に、読者である自分の視野も広がる気がするのです。

    続巻を凄く楽しみにして待っています。

  • 実の親だから出来ないことがあって、実の親じゃないから出来ることがある。
    そういうもやっとした感情に振り回されながら子育ては進んでいくわけで。どうしても主人公にあまり感情がないように見えてしまう。性格がはっきりしているというより、人間味がない。
    子供たちももう少しわがままでいいはずなのにと思いながら、コミックスを買い続けてしまう面白さがある。

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