球詠 (9) (まんがタイムKR フォワードコミックス)

  • 芳文社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832272583

感想・レビュー・書評

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  • げに罪深きはタピオカクソアニメ。ようやく9巻を読む気になったんだけど、やっぱ面白い。転校していった仲間が相手として登場。休部じゃなくて廃部なら1年出場停止免除特例なのにね。でも野球を続けていればまたどこかで戦うこともできる。新越谷もすっかり強豪校扱いですね。逆に目標にされるチームなのでここからは大変。一方希の不調は中々深刻そう。で、咲桜は花咲徳栄で、大分の夜明林工は日田林工かな?正直源五郎丸しか知らんけど。あと、裏表紙、握っとる。

  • 大会が終わり新入部員も加入したことで新しい力を身につけようと藻掻きつつ練習試合に明け暮れる9巻
    8巻を読んだ時にはこのタイミングで加入する光に対して過剰に疑念を抱いてしまったのだけど、疑い過ぎた事に思わず謝りたくなるほど真っ当な理由があったようで


    この巻での試合は練習試合がメインとなるから、これまでのように熱い展開というのは少ないのだけど、その代わりにこれから燃え上がっていきそうな良い兆候が幾つか見えたね
    投球フォームの改善を行う詠深、自分の持ち味を探し始める稜、周囲への遠慮をなくそうとする怜、チームに定着しようと頑張る光

    これまでの遣り方を変えて別の遣り方を模索する方針は一見危うさが有るようにも思えるけど、それを否定しているのが熊実の久保田の存在だね
    新越谷と対戦した時は豪腕投手として活躍していたのに、プロや大学から評価された点が投球ではなく打撃と身体能力であったと知れば投球を捨てて相手の要求に答える柔軟さを見せつけた
    迷いなく新しい道へ進もうとしている久保田の姿は格好良いね


    そして気持ちを一新して挑むことになった秋大会初戦の相手はまさかのかつての新越谷選手が所属している学校ですか
    物語の序盤から野球部がやらかした問題については度々言及され続け、時にはそれが現野球部にも影を落とすこともあった。けど、その影がこのように綺麗で気持ち良い形で解消されることになるとは思わなかったな

    新越谷に残った怜と理沙が新たな新越谷を作り上げたように、転校して姫宮に行った美月と小陽も新たな姫宮を作り上げた
    全ての蟠りが無くなったわけではないけど、「ナイスバッティング」と笑みを浮かべ合うことが出来た。今はそれで充分と言えるのだろうね


    柳大の試合を引きずっている為に思うようなバッティングが出来ないでいる希
    これまで主力として活躍してきた彼女が先発から外されることになった。この自分が関われない試合の中で希はどんな気付きを得るのだろうね

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