ぼっち・ざ・ろっく! 4 (まんがタイムKRコミックス)

著者 :
  • 芳文社
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本棚登録 : 436
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832273887

作品紹介・あらすじ

陰キャならロックをやれ!!

10代限定のバンド登竜門的ロックフェス
“未確認ライオット”のライブ審査まで進んだ結束バンド。
SIDEROSはじめ並みいる強豪たちを前に、
後藤ひとりはその力を出し切ることができるのか……!?<br?
可愛く、面白く、そして“熱く”なれる、
令和のきららのニュー・スタンダード!

感想・レビュー・書評

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  • ネット投票通過を目指し名前を広めようと宣伝する結束バンド、これまでは一つの箱を中心に活動していた彼女らが人の厚意や関心に拠って、ファンが広がっていく様子が描かれているね
    でもSIDEROSのように他のバンドだって同様の突破を狙っているのだから話は簡単には行かないわけで

    前巻にて行われたSIDEROSとの出会いは結束バンドのライバル紹介になったし、同時にバンドとしてひとり達がどのようなバンドを目指すべきかを示す存在になっているね
    ヨヨコに触発されたひとりがやる気を見せ、それが他のメンバーに伝播し、バンドの実力へと結実していく。結束バンドもいつの間にか良い循環が生まれるようになったようで

    ネット投票は推し記事による補正効果もありギリギリの通過。この何とも言えないギリギリさが今の結束バンドの実力を表しているような…
    それはともかく、通過が決まったなら練習漬けの毎日になるかと思いきや、そこは女子高生らしさを優先して下北沢巡りになるんだ。結束バンドって度々旅行行ったり遊園地行ったりしてるけど、メンバーの内2人がそういった女子高生らしさと縁遠いものだから、どこかキラキラした感じが出ないんだよね。そりゃ喜多だって不満が溜まるというもの
    ただ、メンバーの平均テンションが最高潮に上がった瞬間が古着屋での着せ替えよりも中古屋でのジャンク品漁りだったって女子高生らしさは何処行ったの…?という結果だったけど(笑)


    そして訪れるライブ審査の日。以前にブッキングライブにて自分達目当てでない客の前で演奏した事は有るけれど、あの時は客を楽しませればそれで良かった。今回はお偉いさんによる審査がある。他の出演者よりも自分達が秀でていると証明しなければならない
    お遊びでやっているのではなく、ひとりだけが秀でているのではなく、結束バンドとして誰からも認められるバンドになる。演奏前のひとりの主張はそういった想いに溢れていたね

    ……ただ、それで簡単に突破できるほど選考は生易しいものではなかったようで。未確認ライオット優勝だけを目指して活動しているわけではない。それでもファイナルステージに立ちたかったと涙したひとりは本気の本気でこの未確認ライオットに挑んでいたのだと判るね

    結果は出なかった。それでもぽいんずんが謝罪したように結束バンドはひとりの居場所に相応しいと認められたし、レーベルとの渡りも付いた。ファイナルステージに進めないながらもバンドとしてまずまずの成果と言えるのかな
    まあ、レーベル規模が想像したよりも小さいとか、全面的なバックアップが付くわけではないとか制限は存在するものの、これまで積み上げてきた活動を崩さずにステージを上げられるという意味では良い出会いになったのではなかろうか?

  • 結束バンドは未確認ライオットのファイナルステージにはいけず、、SIDEROSの優勝はさすがだった!
    予選の演奏をぜひアニメ化していただきたい
    予選の様子を見たレーベルの方からのお声がけもあり、次の展開も楽しみ!

  • 熱かった

  • ■書名

    書名:ぼっち・ざ・ろっく! 4
    著者:はまじあき (著)

    ■感想

    “未確認ライオット”編が終了します。
    3巻でも盛り上がったけど、本巻はやっぱり盛り上がりますね。
    果たして結束バンドはどこまでいけるのか?

    この巻はぼっちちゃんの成長がやっぱりメインなのかな?
    主人公という感じが強い。
    勿論、陰キャのままなのですが、自分の気持ちをしっかり表に出す描写が
    多い。というか、目立つ。

    シデロスのメンツ、その他のキャラも優しい人たちがたくさんいるので
    読んでいて不快感が無いのもいいです。
    勿論、現実、こんな甘くないだろうけど、そこ言い出すと・・・ね。

    後半では、次のステージに向けて結束バンドが動き出します。
    この部分、少しギャグがくどいかな?
    ぼっちとりょうの2人が、馬鹿すぎる・・・・・
    さすがに、ここまでバカに描かなくてもよいと思うのだけど・・・・・

    そこ差し引いても面白いです。
    相変わらず絵で音楽を表現できているか?と言われればNoだと思うけど
    もうそこは触れないようにしていこうと思います。

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