加賀前田家の処世術―武士が教える、いきる知恵

著者 : 童門冬二

• 北國新聞社出版局 (2011年12月20日発売)

感想・レビュー・書評

[こうすけさんの感想 · 2014年9月3日]

加賀前田家の歴代藩主のエピソードから世の中をどう渡っていくかについて考察された本。絶対幕府に睨まれてないけない環境の中で内外のトラブルによる危機をどうくぐり抜けてきたのかというしたたかさかの処世術

[小夜嵐さんの感想 · 2012年1月26日]

目次
その1 困っているものには手を差し伸べよ―前田利家
その2 部下の性格を利用せよ―前田利家
その3 仕事が一級のものは気配りも一級―前田利常
その4 絶対的な命令も人の道に反するな―前田綱紀
その5 実行できる策は、討論から生まれる―前田治脩
その6 ケチと倹約は違う―前田利保
その7 戦士は戦場を求める―中川光重
その8 きょうの敵は明日の味方にも―奥村永福
その9 力を発揮できるチャンスを逃すな―前田長種
その10 改革は顰蹙買ってもためらうな―村井長世

著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」