- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833421256
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
明治維新以降、教育体制が整い、技術や教養を充分に教えられるようになった反面、「人間学(人間の精神に焦点を当てる学問)」が疎かになってしまった。そして、その人間学がどれほど大事かというものを、古代中国の偉人(孔子など)をあげて説明している。
確かに、今コロナウイルスで外出できない中で「どう精神を良い状態に保つか」が結構大事になっている。自分の精神を良い状態に持っていく術を、普段からもっと考えるべきだなと思った。それが人生の充実に繋がるはず。
教育には愛だけではなく、「敬」が必要であるというのがビビッときた。よく部活とかで、後輩から「厳しい先輩」とか「とっつきにくい先輩」と思われたくないというので、後輩に対して指摘したいことがあっても厳しく言えなかった。でも、それで甘やかすだけではいけない。社会人となり後輩を持ったときは「敬」の部分も意識してみようと思う。 -
古臭いと言えば古臭いが、世代を超えて今の時代だからこそと思える様な教えが綴られている。
改めて面と向かって年長者から語られたらスルーしてしまうかもしれないが、実は気にしたことがあっただろうかと考えさせられる。 -
安岡正篤が生前に書いた文章や企業の入社式などで話した内容をまとめた書。漢学専門ではあるが、欧州や西洋社会への造詣も深そうに見える。ご本人も専門家が自分の専門に閉じこもってはダメで、色々な分野の人と混じり合って大いに刺激を受けるべき、若くして朽ちてはダメというのは非常に共感を覚えた。漢学や中国の昔の書の教養を積み重ねているのは素敵だと思う。もう少し読み進めてみようと思う。
-
説教臭くておもんなかった
-
何かの参考文献を見てこの本を知った。恥ずかしながら、著者の名前も…。座右の書にしたい一冊。買おうかな。
-
── 安岡 正篤《運命を創る(人間学講話)20150331 プレジデント社》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4833412659
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19831213 耳よりの使者 ~ 細木誤録 ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081111 誤録&諸辞苑 ~ 云いたがえの研究 ~
…… 日本を全く骨抜きにするこの3R・5D・3S政策を、日本人はむしろ
喜んで、これに応じ、これに迎合した、あるいは、これに乗じて野心家
が輩出してきた。日教組というものがその代表的なものであります。
そのほか悪質な労働組合、それから言論機関の頽廃、こういったものは
皆、この政策から生まれたわけであります。(20150331 新装版)
── 安岡 正篤《運命を創る ~ 人間学講話 19851210‥ プレジデント社》P39
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4833421259
(20100906)(20210321)
-
勉強になった。
-
JT木村さん推薦のうちの1冊。歴史観等。『それでも日本人は戦争を選んだ』とセットで。
-
安岡正篤の著述、講演を纏めたもの。珠玉の人生訓に溢れる。